2017.03.17

コンクリートの芸術

遠藤 真耶

デザイナー

総合企画室のENDOです。
上野の西洋美術館が世界遺産登録をされたと聞いて早半年程。先日ようやく見に行って参りました。

私が見たかったのは、コンクリートの表面に施されたテクスチャ。
ヒメコマツという木材で作った型枠に流し込み、作られたコンクリートの柱は、綺麗な木目が写されているのでコンクリートとは思えない美しさ。表面を撫でると木肌を感じられ、無機質な素材にぬくもりが灯っておりました。

天窓から降りそそぐ陽の光が芸術品を照らし、作品をより魅力的に演出しておりました。芸術的な建物で芸術品を見れる、なんとも素敵な1日を過ごせました。

引用|http://photohito.com/photo/2931258/

中に入ると、オルガンの音色が響き渡る荘厳な風景が広がっておりました。独特のテクスチャを持ったコンクリートが覆うように広がる空間。正面と左右から差し込む柔らかい光が美しい陰影を作り出し、言葉では表現しきれない心地よさがありました。

長椅子に腰掛けてオルガンの音色を聴きながら、静かなひと時を過ごしました。こんなにも心が落ち着く時間を過ごしたのは、もしかして初めてかも知れません。

コンクリートがこんなにも暖かみあるものなのか、と認識させられました。

素材が持つテクスチャの豊かさは、カジャデザインオリジナル天然石も様々な表情を持っております。
それぞれの特性や持ち味を知るのは、やはり楽しいですね。
また、散策に行きたいと思います。

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