2018.11.20
ブログ

すぐに結果は出ないかもしれない。でも未来はきっと変わるはず。
- インドネシア研修参加者、大工さんの声

田中 嘉人

ライター

“世界を旅する建築会社”ことカジャデザイン。

2018年10月18日〜10月24日で、インドネシアへと研修に行ってきました。目的は、カジャデザインのルーツともいえるインドネシア・ジャワ島にある「AMANJIWO」をはじめとするリゾート空間の視察。普段なら社員だけで行くところ、今回はカジャデザインの住まいづくりを支えてくれるパートナーの方たちにも同行いただきました。

そのひとりが、田沢建築の田沢慎也さん。長きにわたってカジャデザインの住まいづくりそのものに関わってきた大工です(関わっている大工のパートナーのなかでは最長期間)。彼はなぜ私たちの研修に同行してくれたのか。同行を通じて何を得たのか。ぜひいろいろ聞いてみたいと思います。

今回の研修に同行してくれた、大工の田沢さん

大工は、格好よくあれ

– 大工として、カジャデザインの仕事のおもしろさを教えてください。

どこの現場でも言えることかもしれませんが、カジャデザインの家は仕上がりがカッコイイんで、完成したときは気持ちいいですよ。お客さまの喜ぶ顔を見ることもできるので。まさに大工の仕事の醍醐味を最大限に感じています。

現地の家具工場視察の際は、自前の作業着を自ら着用する、真面目な田沢さん

カジャデザインならではの話だと、メンバーたちの仲がいいことですね。大工同士はもちろんのこと、カジャデザインの営業の方や設計士の方まで所属を超えた関係性ができあがっている。単純に「また一緒にやれるね」といった会話ができることは嬉しいですし、仲がいい方がお互いに相談しやすくなるので現場が円滑に進むんですよ。
そういう意味でカジャデザインの仕事はやり甲斐はあって、チームワークもできているのでおもしろいですよ。
最初は分厚い図面を読み込むのに苦労したけど、回数を重ねていくうちに設計士の方も細かく描いてくれるようになって。それ以外で苦労したことはないですね。

建築家と屋根の構造について意見交換をする様子

– ちょっと本題からずれますが、田沢さんの現場を拝見すると整理整頓が行き届いていてすごくキレイなんですよね。そのあたりってどういう意識で取り組んでいるんですか?

キレイ好きな父親の影響です。僕、親方が父親なんですよ。
カジャデザインと一緒に仕事するようになる前は建売住宅などもたくさん手がけていたんですね。建売住宅って僕らが仕事しているところにお客さまがやってきて購入を検討することも多かったので、現場はキレイにしておいた方が印象がいいじゃないですか。
もっとシンプルな話をすると、キレイにしていると働いている方も気持ちいいし、後から現場にやってくる人もキレイにしてくれるんですよね。本当にいいことしかないので、現場はキレイにしています

– そういえば、普段現場で着用されている作業着もものすごくキレイですよね。

職人として一人前になった頃、仲のいい大工さんに言われたことがあるんです。「俺たちは家に格好をつける仕事をしているんだから、俺たち自身も格好良くなければいけない」って。そのひと言がものすごくグッときて。それ以来、現場をキレイにすると同時に身なりにも気を配るようになりました。

大工として、この研修は大きな財産になった

– では本題に入ります。「インドネシア研修に一緒に行かないか」と声がかかったときはどう思いましたか?

約一週間でしたからね……ぶっちゃけ「そんなに長い間仕事を休めないよ」と思いました(笑)。
ただ、親方からも「勉強になるから行ってこい」と言ってもらえて。親方のひと言で、気持ちが180度変わって、行くからには全力で楽しんでやろうと(笑)。リゾートにぴったりのカラフルな短パンを何着も持って行きました(笑)。やるからには徹底的にやらないと。

– あまり勉強しようという気持ちはなかった……(笑)?

いやいや、ちょっと待ってください。そんなことないですよ(笑)。

カジャデザインの原点となるリゾート空間をいくつも見れるのは意味があると思いました。今までも仕事の前にイメージするリゾート空間の画像などでチェックしていましたが、あくまでも写真ですからね。手触りや質感まではわからない。お客さまにもっと喜んでもらうためにも、リゾート空間を自分の目で見る機会は貴重だと思っていました。

– 実際に行ってみて、特におもしろかったところはどこでしたか?

2つあります。1つ目は、初日に昼食をいただいたAMANDARIですね。リゾートに来たことをダイレクトに感じましたし、ダイニングも木材を多く使用していたのでチェックしちゃいましたね。職業病です。部屋も特別に見せていただいたんですが、すごくキレイでした。

もう1つはAMANJIWOですね。宮殿みたいなところでおもてなししていただいたんですが、すごく豪華で驚きました。僕と同じようにパートナーとして研修に参加していた設計士の長沼さんと「この雰囲気を住宅に落とし込むのは難しいけど、求めるお客さまは絶対いるはずだから我々も努力しなければいけない」といった話をしたのを覚えています。

AMANJIWOのレストラン photographer yansu KIM
ボルブドゥール遺跡を臨むAMANJIWOの見事な設計 photographer yansu KIM
AMANJIWO、夜のプールサイド photographer yansu KIM

単純な技術面では僕らの方がレベルは上だと思ったけど、空間の見え方や光の当て方みたいなところへのこだわりはすごかったですね。「さすが」のひと言です。

– 今後の仕事に効果はありそうですか?

今すぐに効果になって現れるものではないですが、絶対にプラスになったと思います。カジャデザインの大熊社長からも「美的センスを高めるきっかけにしてほしい」というお話を聞いていましたが、長い目で見たときに今回の研修に参加した経験は大きな意味を持つはず。具体的なこれということではないけれど、僕が見聞きしたことを現場で伝えていけば、いずれカジャデザインの住まいづくりのクオリティーはもっともっと上がっていると思います。

– ありがとうございます。では、今後の意気込みを聞かせてください。

カジャデザインにはいい感じに巻き込まれているなと思っています。もちろんいい意味で。だから、非常に感謝しています。
何と言っても大熊社長が魅力的なんですよね。考え方が若いし、仕事の判断基準を「おもしろいかどうか」に置いている部分もある。そういうところが、一緒に仕事したいと思わせるんでしょうね。
結局、住まいづくりって「人」なんですよ。僕にとって、この研修で得たものは間違いなく財産なので、カジャデザインや一緒に行ったメンバーたちからも「田沢がいることは財産だ」と思ってもらえるように努力していきたいと思います。

今回の旅のメンバー
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