2018.08.07
スペシャル

地中海のアマンリゾートに、
カジャデザインの目指す空気感があった。

田中嘉人

ライター

世界を旅する建築会社カジャデザイン。
私たちは、5日間かけてイタリア、ギリシャを巡ってきました。

ミラノサローネ国際家具見本市への参加です。ミラノサローネ国際家具見本市(以下、ミラノサローネ)とは、年に1回開催される半世紀以上の歴史を誇るインテリアブランドの新作発表会。ファッション業界で例えると”パリコレ”のような世界的イベントです。

以前、鈴木がインテリアデザイナーとして独自の表現で、トレンドカラーに関して記事にしていたように、ミラノサローネで発信されるトレンドを自分たちの五感でインプット、そして今後の家づくりの提案でのアウトプットために毎年恒例で訪れています。

そんな怒涛の日々を経て、今回の旅のもうひとつの目玉であるギリシャでの様子を、カジャデザインのインテリアデザイナーの鈴木にお話を聞いてみたいと思います。

さらなるインプットのために、地中海のアマンリゾートへ

ー今回はなぜギリシャへ?

私たちがギリシャへ足を運んだ理由。それは、アマンゾイへと宿泊するためです。

アマンゾイとは、アマンリゾートが運営する地中海で3つ目のリゾートホテル。ロケーションは、エーゲ海を望むペロポネソス半島の丘の上。

とはいえ、休暇が目的ではありません。カジャデザインが世界最高峰を家づくりを実現していくためには、世界最高峰のリゾート空間を知らなければいけないと思っています。ミラノ、そしてヴィツェンツァでインプットを重ねた私たちは、さらなるインプットのために、アテネの空港から車で数時間、約200km先にあるアマンゾイへ向かいました。

しかし、せっかくのギリシャ。ただアマンゾイに宿泊するだけだとちょっともったいないですよね。そこで、世界遺産であるパルテノン神殿にも立ち寄りました。

紀元前の時代に丘のうえにこれだけ巨大でデザインされた建物をつくる技術があったということに改めて驚かされましたね。

特に驚かされたのは「実は、パルテノン神殿が白くない」ということ。大理石が経年劣化してアイボリーのようななんとも言えないけどとても良い色に仕上がっていました。この色合いは、私たちの家づくりにも活かしたいポイントです。

ーそこからついにアマンゾイへ。第一印象はいかがでしたか?

もちろんウェブサイトなどで予習はしていきましたが、やはり実際に足を踏み入れると想像以上。本当に気持ちの良い空間が広がっていました。

イタリアはとにかく学びが多かったのですが、反面咀嚼しきれていないことがあったのも事実。でも、開放的で快適な空間に身を置き、景色を眺めていたら、イタリアで目にしたもの、手にしたものがゆっくり、ゆっくり自分のなかに入ってくる感覚があったんです。そういう意味でも、「ずっといたい」と思える場所でした。

とはいえ、それだけではAMANZOEに来た意味がないので、施設の色、素材、光の取り入れ方、空間のつくり方、バスローブの素材にいたるまで、とにかくチェックしていきました。プロデューサーの私市は、バスローブの素材を大変気に入っていましたね(笑)。そうやって記憶に残っていくってすごいこと。私たちの家づくりでも目指したいラインです。

ーそして、いよいよ最終日ですね。

翌日、朝の光に包まれたアマンゾイはまた日中とも夜とも違う表情でそこに佇んでいました。
日本で見るのと同じ太陽のはずなのに、空気が澄んでいるからかとても綺麗で、どこかまろやか。

神話の国に降り注ぐ日差しを浴びながら、私たちの旅は幕を閉じました。たくさんの学びと共に。

ー今回の学びは、家づくりにどのように反映されるのでしょうか?

そうですね……誤解を恐れずに言うと、私たちはインプットしたトレンドや素晴らしいホテルのデザインを鵜呑みにして家づくりに反映するということはありません。

たとえば、私たちがミラノサローネでインプットする情報は、あくまでもお客さまの要望を叶えるための 『 引き出し 』 のひとつ。トレンドを知っているからこそできる提案もありますし、そのトレンドを踏まえた上でそのお客様が望む、カジャデザインならでは提案ができるようになっていきます。

ーなるほど。

はい。そのために大切にしているのは、ふたつ。
ひとつは、海外へ足を運んだメンバーがきちんとトレンドとされているデザインの方向性を要素分解することです。たとえば、色をみたり、素材をみたり、デザインイメージをみたり……要素分解することで「自分たちならどう活要するか」がイメージしやすくなるためです。

もうひとつ大切にしてるのは、社内へ空気感も含めて伝えていくこと。たとえば、スケジュールを事前に共有したり、現地情報をリアルタイムで伝えたり、写真を送ったり……もちろん帰国後は社内で勉強会を開催。旅の間に撮影した数千枚の写真は、オフィスのモニターでスライドとして流してます。

ー最後に、KAJA DESIGNにとっての「旅」について教えてください。

私たちが大事につくりあげてきた”KAJAらしさ”を軸に、最新のトレンドを織り交ぜながら上質な住まいを提案する。経験値が増えれば、きっとできることも増えていくのではないでしょうか。旅の魅力って、そういうところだと思います。

まだ知らない世界に触れることで、自分の新たな伸び代が見つかる。そんな存在であり続けるために、これからも私たちは旅に出続けたいと思います。

朝日をバックに、今回の旅のメンバーと、滞在中心地よい距離感で私たちをもてなし、最高の時間を与えてくれたホテルスタッフの方々と記念撮影をしました。

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