2019.03.12

前例がないからこそ燃える。コンシェルジュってどんな仕事?
【職種から紐解くKAJA DESIGN】

田中 嘉人

ライター

カジャデザインのWebサイトで「スタッフ」のページをのぞいてみると、そこには様々な職種のスタッフたちが並んでいます。

設計や建築家、現場監督といった建築会社ならではのスタッフから、プロデューサーのようにカジャデザイン独自のスタッフまで実に多彩。そのなかでも特に目を惹くのが「コンシェルジュ/プロデューサー」という職種です。

コンシェルジュって高級ホテルやデパートで案内してくれるアノ仕事?しかもプロデューサーと兼任?……疑問は募るばかりです。そこで今回は、「コンシェルジュ/プロデューサー」として活躍する神成一生にコンシェルジュの仕事について話を聞いてみます。

インタビューから見えてきた、コンシェルジュという新しい仕事にチャレンジすることへの熱き想いとは?

お客さまとKAJA DESIGNのベストマッチングを創出したい

ーまず、コンシェルジュの仕事内容について教えてください。あまり建築会社では聞きなれないポジションのように感じますが……。

神成:
おっしゃる通り、コンシェルジュはカジャデザインならではのポジションです。
仕事内容を端的にお伝えすると、お客さまの窓口業務がメインです。お客さまがカジャデザインに連絡してくださる接点としては、Webサイトからのお問い合わせと不動産会社からのご紹介が大きな柱なのですが、いずれにせよまずお客さまにお会いするのは私です。
私がお会いしてご要望を伺った後、担当プロデューサーが決まり、バトンタッチしていく流れですね。普段から他のメンバーとは「こういったお客さまには、このプロデューサー、建築家のチームがいいんじゃないか?」といったコミュニケーションをとっていますね。
あとは不動産会社への新規開拓ですね。プロデューサーも案件を担当するようになると自らが営業に行きにくくなるので、そこを私がカバーしています。

ープロデューサーがチームの司令塔なら、コンシェルジュは監督のようなポジションということですね。他の建築会社にも同様のポジションはあるのでしょうか?

神成:
すべてを知っているわけではないので一概には言えませんが、カジャデザインならではのユニークなポジションだとは思います。
なぜ置いているのかというと、家づくりって結局「人対人」なんですよ。私は、新卒で入社したのが大手ハウスメーカーなんですが、当時は展示場全盛期。週末になると一気に何十人ものお客さまがやってきて、営業は順番に対応するだけで手一杯みたいな状況でした。お客さまを取り合うみたいなこともあったと思います。
でも、そんなことをしたところで、お客さまにとってベストな営業担当かどうかは別。営業、カジャデザインで言えばプロデューサーにもそれぞれの個性があるので、お客様に合わせてそのあたりを上手にマッチングできればベストですよね。お客さまとカジャデザインのベストマッチングを創出するのが、コンシェルジュの役目なんです。

オンリーワンの「コンシェルジュ」を全うしたい

ーコンシェルジュの仕事の難しさって何ですか?

神成:
プロデューサーへのバトンタッチのタイミングは難しいですよね。基本的にケースバイケースなので、お客さまによって対応を考えなくてはいけない。
もちろんプロなのでどんなお客さまに対しても対応できるようにはしていますが、なかには自分とすごく波長の合う方がいらっしゃるわけです。フラットに対応しているつもりでも、感情がどんどん入ってしまう。土地探しからご一緒していたらなおさらです。
そうなると、プロデューサーに引き継ぐ際には、十分に気をつけています。お客さまには「神成がいなくなるのは不安」という印象を与えてしまうのは本意ではないし、プロデューサーはプロデューサーでやりづらい。チーム内のコミュニケーションで乗り切るしかないんですが、そのあたりのタイミングは難しくもあり、やりがいでもあるところです。
フォローの仕方はさまざまあるんですが、お客さまのご要望はプロデューサーや建築家にどう伝えるか、引き渡し前の金融機関や登記の手続きなどを私が代行したり……自分のフェードアウトによって引き起こし兼ねない不安を極力、カバーするようにしています。

ーせっかくお客さまと関係性を築いたのに、他のプロデューサーへとバトンタッチしてしまう。そこへの不満、物足りなさみたいなものは感じなかったんですか?

神成:
最初はありましたね。正解はこれ!というものがないので、正直、引き継ぐことが怖かったです。周囲の上司や同僚にはよく相談していました。
ただ、もうそこは乗り越えるしかなくて。会社はもちろん業界としても新しいポジションなんだから、コミュニケーションを取りながら仕事をつくっていくというか。幸いなことに新しいことにチャレンジしたり、アウェーな場所に飛び込んだりってことが苦手じゃなかったので。自分の強みを活かせるという点も追い風になったかもしれません。

ー逆に楽しさは何でしょう?

神成:
お客さまにカジャデザインの第一印象を与えられる点ですよね。もちろんプレッシャーはありますが、だからこそおもしろい。最初のプレゼンは毎回熱が入ります。お客さまから直接「ありがとう」と言われる役目はプロデューサーに移ってしまって少しさみしいけれど、別に関係性までが途切れるわけではないので、あまり気にならなくなりました。
あと、私の性格上、前例がないことへのチャレンジがすごく好きなんですよね。すごく心が満たされるというか。だから、業界的にも目新しいコンシェルジュというポジションを極めないとすごくもったいない気がしていて。最近は「住宅コンシェルジュ」みたいなポジションを置く住宅会社も増えてきましたが、まだまだ圧倒的に少ないし、レベルも全然違う。新しいキャリアを切り開いていくことにやりがいを感じているのかもしれません。

一度去っても「また働きたい」と思える仕事がある

ーところで神成さんはなぜカジャデザインに?

神成:
結構紆余曲折があるんです……(笑)。もともとは大手ハウスメーカーの展示場で働いていました。配属された展示場がちょっとユニークで。普通、展示場ってお客さまをひたすらに待っているんですが、配属された展示場では集客のためのイベントを積極的に独自の企画していたんです。そういうチャレンジが全国の展示場に普及して……結構楽しかったですね。
ただ、あるお客さまから店舗併用住宅を建てたいという相談を受けたときに、もっと店舗づくりを学びたいと思うようになったんですよね。そこで新店舗を計画していた知り合いのイタリアンレストランへ思い切って転職。営業時間はお店に立って接客をし、空いた時間で店舗づくりや空間プロデュースみたいな仕事をやらせてもらいました。無事新店舗もオープンして運営が軌道に乗ってきたところで、退職。一社を挟んで、カジャデザインに入社しました。
もともと当社のインテリア事業部カジャを知っていて、バリをはじめとするリゾートテイストに興味があったんです。たまたまカジャが「建築部隊を立ち上げます」みたいな求人広告を見かけて。ここなら何かを活かせるかもしれないと感じ、応募しました。理由は、代表の大熊の家づくりに対するビジョンに共感したからです。
ただ……。

ーただ……?

神成:
実は、一度退職しているんです。

ーえ!?

神成:
家族がインドネシアに移住して、会社に無理を言って毎月インドネシアと東京を行き来する働き方を選択したのですが、やはりハードで……結局カジャデザインを辞めて、家族が暮らすインドネシアにある、日系企業で駐在員をサポートする仕事に就いたんです。送別会もとてつもなく盛大に開いてくれて、快く送り出してもらいました。
その1年後ぐらいですかね。もともとカジャデザインのスタッフと連絡は取り合っていたんですが、「今度インドネシア出張があるから合流しない?」と声をかけてもらって、2日間カジャデザインのみんなと一緒に過ごしたんですよ。そのときに「カジャデザインに戻ってこないか」と……仕事のプロジェクトが進行中だったので即日の決断はできなかったんですが、後日再び挑戦することを決めました。

ー正直、かなり驚いています。でも、それだけカジャデザインが神成さんを必要としていたということなんですね。では最後に今後の目標を教えてください。

神成:
やはり、コンシェルジュという役割を確立させたいですね。「コンシェルジュ」という肩書きをもらってから4年以上経っているんですが、課題と向き合い続ける毎日です。それは苦しいんですけど、向かっている先には絶対に楽しいことが待っているはずなので。仲間とは本気でコミュニケーションをとりながら、頑張っていきたいと思います。

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