2019.3.29 スタッフ
スタッフブログ

カジャインドネシアの現地スタッフ、Andy & Lizaが来日

企画開発部 植木 宇幸

カジャデザインにはインドネシアに現地スタッフがいます。

名前はAndy & Liza (アンディ&リザ)。2人は普段、インドネシアで石材やインテリアのクオリティーコントロールや輸出手配を行なっています。

3月上旬、カジャデザインの10周年パーティーがあり、2人もパーティー参加のために来日しました。その他にも、カジャデザインが施工した住宅に訪問したり、カジャデザインの姉妹事業部 カジャ(インテリア事業部)の店舗を訪問するなど、5日間ほど日本で過ごしました。

長年、インドネシアで輸出業務に携わってくれている2人が、カジャデザインの10年という節目をどのように感じたのか? 聞いてみました。

出会いは14年前。カジャデザイン誕生以前からの付き合い

Andy & Lizaとの付き合いは長く、14年前にさかのぼります。もともとカジャ(インテリア事業部)立ち上げ時に、インドネシアからの家具の輸出手配のお願いしたのが始まりです。

Andy:
大熊さん(弊社代表)に初めて出会ったのは14年前です。私は子供の頃から日本の漫画が好きで、ずっと日本に興味を持っていました。これを機に日本との仕事ができると思いうれしく感じていました。大熊さんも親切でとても接しやすく、私がイメージしていた日本人でした。

Liza:
その時の大熊さんの印象もあってか、最初から「ビジネスパートナー」という関係ではなく、「大熊さんの仕事の成功にひと役買いたい」という気持ちでお付き合いを始めました。それから14年、さすがにこんなに長い付き合いになるとは当時は思っていませんでした。

そんな出会いからお付き合いが始まり、数年後にカジャデザインが誕生

そんな出会いからAndy & Lizaとのお付き合いが始まりました。家具をメインとして輸出業務をお願いしていましたが、出会いから数年後にカジャデザインが誕生。注文住宅に使う石材やインテリアといった建築素材の輸出もお願いするようになりました。

Liza:
最初、建築事業を始めると聞いた時は素晴らしいアイディアだと思いました。すでに展開していたインテリア事業と新しく始める建築事業が一枚岩になったらこんな素敵ことないなって。
住宅とインテリアが同じ統一されたコンセプトの住空間ってとても素敵だと思います。お客様にとっても喜ばしいことなんかじゃないかなって。そしてそんな仕事に携われることに私たちもわくわくしました。

Andy:
日本に商品を輸出していると、自分たちも自国のことを多く学びます。
輸出するためはその商品を知らないといけないので勉強していくと、それまで知らなかったインドネシアの石材や家具の成り立ちをどんどん知るようになりました。また色々なサプライヤーを訪問するために、インドネシア国内の色々な場所を巡ったり、そこで色々な人たちに出会ったり。カジャデザインの仕事を始めて知識や人の広がりが増えました。それがこの仕事の一番楽しいところかもしれません。

カジャデザイン10周年パーティー

そして今回Andy & Lizaが来日したメインの目的がカジャデザインの10周年パーティーです。カジャデザインの注文住宅の特長でもあるのがやはり「石材」です。その輸出手配をしてくれているAndy & Liza。この2人の存在と協力はカジャデザインが10周年を迎えるためには本当に不可欠なものです。2人が来てくれたことで日本のスタッフたちもそれを再認識したパーティーでもありました。

Andy:
招待状が届いた時はびっくりし過ぎて、最初は何が起きているのか理解できませんでした。
私たちにとってこの招待状は色々な想いがつまっていました。日本に行ってみんなに会えるといううれしさ。それと共にカジャデザイン誕生の頃からずっと一緒に仕事をしてきて、その10周年を一緒にお祝いできるなんて夢のようでした。

Liza:
10周年パーティーでは数年ぶりに会うスタッフや職人さんたちもいましたが、全然久しぶりな感じがしない楽しい時間でした。
今振り返ってみると、いつもお互いへの感謝の気持ちで歩んできた10年間でした。私たちはこの10年間をとても誇りに感じています。そしてこれからも感謝しながら家族のような関係で仕事をしていきたいと思います。

Andy & Lizaの日本滞在中、2人にとって初めてとなった、とあるイベント

今回のAndy & Lizaの日本滞在中、2人にとって初めてとなるイベントがありました。それは完成し、実際にお客様が住んでいる住宅を訪問する機会です。このイベントにご協力してくださったのはWORKSでも紹介している「0LDKの家」のN様ご一家です。

N様ご一家は「お客様と行く世界の旅企画 “ミーティング世界旅行”」に同行してくださったお客様です。この企画はN様ご一家とカジャデザインスタッフでインドネシアのリゾートを共に訪問するというものでしたが、その際現地アテンドをしてくれたのがAndy & Lizaだったので、久しぶりの再会となりました。

お客様と行く世界の旅企画”ミーティング世界旅行”。N様ご一家とインドネシアの石材工場を訪問

Liza:
完成して、しかも実際にお客様が住んでいる住宅に訪れられてとても感動しました。私たちが輸出している石材を選んでくださったN様に感謝の気持ちでいっぱいでした。
久しぶりにお会いできたこともうれしかったです。インドネシアでお会いしたのは2日間だけでしたが、今回訪問の機会をくださり、そんなN様ご一家の温かさが家中に溢れていました。

Andy:
私たちが輸出している石材は自然素材です。そのため色味にムラがあったり、質感が柔らかかったりなど、なかなか繊細な素材です。N様のお宅はそんな石材の特長が最大限に活かされてました。モダンでありながらも自然素材の温もりを感じられるデザインはまさにリゾートホテル。注文住宅を通して、私たちと日本のスタッフ、建築家や職人さんたちが一緒になれるカジャデザインは最高のチームです。

インドネシアと日本、海をまたいだチーム

N様のご自宅を訪問した次の日、Andy & Lizaはインドネシアへ帰国しました。

インドネシアと日本。Andy & Lizaと日本のカジャデザインスタッフは異なる日常を過ごしています。しかし「注文住宅を建てる」という同じ目的のために集った私たちは1つのチームであり仲間です。

2人の言葉にもあったように「お互いへの感謝の気持ち」を大切にしながら、私たちはこれからもお客様の喜びとなる「リゾート」を注文住宅で実現していきたいと思います。