プーケットのオンザビーチホテル!贅沢な空間で日常を忘れる旅~プーケットのリゾート建築と空気感
およそ1時間のフライトでバンコク~プーケット島に移動してきました。
バンコクのスモックのかかった空とは対照的なプーケットの青空!
透き通るような空!気持ちの良い空気はリゾート地の有難い恵みです。
2ndでは、対蹠的なデザイン・対照的な環境の2つのリゾートホテルをご紹介します。
モダンリゾートを絵に描いたようなホテル、『THE NAKA』
プーケットに到着し最初に宿泊したのが「THE NAKA-ザ・ナカ」です。
カラマ湾を望む丘陵地に全94棟のプライベートプール付きのヴィラをシンプルモダンにデザインされているホテル。
オンザビーチ!シンプルモダン!絵にかいたようなリゾートスタイルのホテルです。
高台に建つオープンエアーのレセプションは気持ちの良い風が通り抜け大屋根の下はとても心地の良い空間でした。
「このホテルのレセプションみたいな家ありかな?」
「別荘なら何とかなりそう?」
「東京の住宅地でカジャデザインらしい形にしていこうよ!!!」
「こんな開放感のあるリゾートスタイルの家に住めたらワクワクするよね(笑)」
「カジャデザインのお客様は絶対好きだよ・・・」
チェックインを待つ間のスタッフと建築家の会話・・カジャデザインのコンセプトでもある
「家が、理想のリゾートになる。」が浸透している!定着してきた!そう感じ得た嬉しい瞬間でした。
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確かにこんなリビングダイニングを有する家に住んでみたいですね!
レセプションの後方の海に面した傾斜地がゲストルームです。レセプションから見下ろすと少し詰め込みすぎでしょう?そんな第一印象でした。
ビーチは穏やかで綺麗でした。プライベート感も悪くないそんな印象です。
ビーチ上に面格子扉でセパレートされた開放的なレストラン棟があります。
一段下がった目の前がメインプールです。
メインレストランでタイ料理を美味しくいただきました。
格子扉がいたるところに使用されていますが、塩害で塗装が落ちていました。
オープンして間もないのに少し傷み具合が残念でした。
住宅もそうですが、建てて終わりではありません。そのあとのメンテナンスが大切ですね!!!
次にゲストルームです。
3面ガラス張りのゲストルームは奥からバスルーム・リビングルーム・ベッドルームと続いていて、ベッドルームが海に向かって張り出しているようなデザインになっています。
正直レセプションのクオリティと比較すると隣のゲストルームの人と目が合ってしまったりゲストルーム内のアプローチの狭さや至って普通のインテリア感等々は少し残念でした。
あくまでも個人的な感想ですが・・・
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レセプション裏のインスタポイントで記念撮影!
ビーチサイドに建つシンプルモダンなTHE NAKAでした。
レセプションの開放感やデザイン性から最初に感じたワクワク感は最高でした。
しかし、残念ながらゲストルームのデザインバランスやインテリア感には正直少し残念な思いがしました。
このホテルのゲストルームに「住む」そう考えた時に個人的には数日で飽きが来てしまうと感じたので残念ながらなし・・・でした。
頑張っている感じはしましたが、動線や周囲のヴィラとの距離感はもう少し気を使ってデザインしてほしいそんな印象です。
しかし、レセプションも含め共有部分のレストランやカフェ&バーは開放的でロケーションも良く寛げる空気をしっかりと創ってくれていました。
森の中の部族の村を再現!?テーマパーク型リゾート『KEEMALA』
THE NAKAを後にセラドン焼の工房でお客様用に食器・オブジェを購入し次なる目的地HOTEL KEEMALA-キーマラ-に向かいました。
車を走らせ30分ぐらいでKEEMALAに到着しました。
KEEMALAはTHE NAKAとは対照的なロケーションで緑が美しい森の中の丘陵地に2015年にオープンしたヴィラタイプのホテルです。
4タイプあるヴィラは架空の古代4種族をイメージしてデザインされていてファンタジーなテーマパークのような独特の世界観をもつホテルです!
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タイムスリップしてしまったかの様なロケーションです。
気持ちの良い風が吹き抜け、鳥のさえずりが聞こえ、目を閉じると「無」になれるような静けさの感じます。癒されますよ・・・
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チェックインはレセプションを通り過ぎ桟橋の先にあるオープンガゼボで冷たいウエルカムドリンクをいただきながらおこないます。
贅沢な開放感に円形のデザインもあいまってなんとも言えないゆったりとした空気が流れリゾートに身をゆだねていることを実感できるそんなひと時でした。
宿泊したプールヴィラです。
この急こう配の傾斜地によく建設したな??と頭が下がるほどの悪条件にもめげることなく、石をくりぬいたバスタブや大掛かりなインテリアを丁寧にそしてお洒落にデザインし空間構成されていました。
自分が宿泊したヴィラは曲線デザインに拘っていたこと。そして、こんなジャングルの中にあるようなヴィラでしたがテクノロジーもかなりのハイスペックでした。
正直、このホテルは自分個人の趣味ではなかったのでさほど期待はしていなかったのですが、インテリア感もお洒落で、自然豊かなロケーションやパドラーさんの親切な対応に一日でファンになってしまいました。
もし「住む」と考えた時に別荘なら有りです・・・友だちを呼んでワイワイっていうのも楽しいかもしれませんね!!!
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肌触りの良い上質なファブリックがとても心地よかったです。
コーヒーや紅茶も上質なものがセレクトされ、お洒落なバスケットに収められていました。
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闇を照らし出すようなライティングが緻密にデザインされていました。
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気持ちの良い朝!!!
オープンテラスでおもいおもいに好きなメニューをチョイスしての朝食です。
食事はもちろん美味しいのですが、手つかずの原風景と澄んだ空気に皆自然と笑顔になっていたようです。
本当に理想的な朝食を優しい空気に包まれながらいただきました。
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レセプション下のインスタポイントで記念撮影!
マウンテンビューの○○○スタイル???どう表現したらいいのか難しい個性的なホテルKEEMALAでした。
ヴィラ間の距離やゲストルーム内の導線はとてもよかったです。インテリア感も写真ではなかなか伝わりにくいのですが、カラーバランスやファブリックの質感などもとても心地よく長期滞在していても飽きの来ない空間づくりやスタッフさんの対応はハイレベルです。
特にスタッフさんの笑顔や挨拶は自然で心癒されました。
スタイルにとらわれない、自由なリゾートを実現していくのカジャデザインの使命
・シンプルモダンスタイルにデザインされたビーチサイドの「THE NAKA」
・自然を丁寧に取り込んだ個性あふれるデザインのマウンテンサイドの「KEEMALA」
いかがでしたでしょうか??
KEEMALAを外観デザインごと日本の都市部に持ってくることは難しいと思います!笑笑
しかし、リゾートライフを豊かに楽しむという観点でこの二つのホテルを比較するとKEEMALAの空気感は理想的だったかもしれません。個人的な感想ですが・・
カジャデザインのコンセプト「家が、理想のリゾートになる。」には、KEEMALAの休む心をデザインしたようなエッセンスが必要なのかもしれません。
住宅建築的には、THE NAKAの一般的な見え方を好む人が多いという事は十分理解しているつもりです。
しかし、リゾートに住むことの楽しさをKEEMALAのデザイン性、そして、自然を丁寧に取り込んだ空気感を通しカジャデザインのお客様に伝えていきたい。
そして、できれば体感していただきたいと思っています。
「世界を旅する建築会社」として、リゾートの穏やかな休息の地を住宅という「場」を借りて具現化していく事がカジャデザインの理想であると考えています。
3rdでは、最終目的地アマンリゾートのファーストオープンホテル「AMANPURI-アマンプリ-」をご紹介します。
おたのしみに・・・