2018.9.17 世界を旅する建築会社
日本

日本にあるリゾート三重県伊勢志摩にある賢島の「アマネム」への旅

カジャデザイン代表 大熊 英樹

カジャデザインでは、リゾートスタイルの家づくりをよりスムーズに、より楽しくするためにお客様との情報共有の濃さを深めていきたいと考えています。
その為には、オフィスで重ねていく打ち合わせの時間だけでは限界を感じています。

変わりゆくお客様の家づくりへの思いや、カジャデザインが考えるお客様にとっての理想を、お互いが一緒の心地よい空気に身をおくことによりチャンネルが切り替わり、親近感が深まり、より理想に近づけることができる、そんな「時」そんな「場」が必要なのではないかと考えています。

そんな理想の「場」を探しに、私と建築事業部の責任者「宇津木」・コンシュルジュ「神成」の三人で三重県伊勢志摩にある賢島の「アマネム」に旅に出ました。

東京駅から新幹線で名古屋駅を経由し近鉄線でアマネムのある伊勢志摩の賢島に向かいます。ほぼ4時間ぐらいの電車の旅になります。

賢島駅の改札を抜けるとアマネムのスタッフが笑顔で迎えてくれました。
海外のアマンと違い、ちょっと恥ずかしそうにしている日本人スタッフ!!!
シャイな日本人、少し新鮮な感じがしました(笑)

レクサスでお出迎え!おしぼりに冷えたお水は嬉しいサービスです。

賢島の駅から車で10分ほど、伊勢志摩国立公園内のこの看板を右折するとアマネムのレセプションです。

当日はあいにくの空模様でした(残念・・・)

しかし、嬉しい出来事が・・・
昨年の10月にインドネシアの「AMANUSA」に宿泊した際にお世話になったスタッフのいずみさんが自分のチェックインに合わせてこのアマネムで待っていてくれました。
数千キロ離れたインドネシアから日本の伊勢志摩で再会!!!テンションが上がりました。

こんなサプライズが、 アマンリゾートにまた宿泊したくなってしまう「人と人」の繋がりを自然につくってくれるのだと思います。

彼女の変わらぬ笑顔に心癒されました。ありがとうございました!

レセプションで支配人の清水様から部屋のアップグレードの提案をいただき、予約していたスイートタイプからヴィラタイプに変更していただきました。
流石の情報の共有やサービスの質・スピード感に一瞬で呑み込まれてしまいました。

この「場」と「人」が提供してくれるアマンの「喜」に心がワクワクしていたのを今でも覚えています。

美味しい抹茶をいただきチェックインの手続きはあっという間に終了です。

ヴィラ301まではカートで送迎してくれます。

リビングと二つのベッドルーム、三つのバスルームからなるこのヴィラは366㎡の贅沢な広さで構成され、晴れていれば目の前に広がるテラスから望む英虞湾(あごわん)の景色は大自然に抱かれた美しい最高のロケーションです。

晴れている英虞湾のロケーションはこんなにきれいなんです(涙)
借りてきた写真です・・・

テラスで美味しい飲み物をいただきました。(幸)

私が利用したベッドルームです。
ベッドルームもバスルームもサッシが全て引き込まれるデザインになっていて、大開口からは美しい英虞湾を望む景色が広がります。

あいにくの天気でしたが、このテラスのデイベッドで感じた空気は、しっとりしていて落ち着いている至福の特別な時間でした。

このホテルの設計は前回ご紹介したアマンギリと同じケリー・ヒル氏が手掛けています。
平屋造りで、外部には日本互や黒杉板、室内にはナチュラルな白木と、伝統的日本家屋をイメージしたデザインになっています。また、ケリー・ヒルはシンメトリーなデザインが多いのですがこのホテルもシンプルにシンメトリーにデザインされていて、外国人から見た理想的な日本家屋??が形になっているように感じました。

支配人から聞いた話ですが、屋根のデザインも最終的に切妻のスタンダードな瓦屋根になっていますが、伊勢神宮をイメージし本当はアール(曲線)が綺麗な伊勢神宮の内宮の屋根のようにケリー・ヒルはしたかったらしいです。

AMANEMUの外観
伊勢神宮の外観

ゲストルームのインテリア感です。

組子がインテリアアイテムの所々に綺麗に配されていました。
日本人から見ると温泉旅館??の様にイメージしてしまうのかもしれませんが、外国からのゲストは日本文化に触れ、心落ち着く日本の良さをこのような小さなインテリアアイテムからも感じ喜んでくれるのだろうと思いました。

AMANGIRIでもホテルオリジナルのフックを制作しインテリアのポイントにしていましたが、このAMANEMUも同じように木製のオリジナルフックが所々に配されていて、シンプルデザインですがポイントになっていました。
カジャデザインの住空間にも「細かなオリジナル」取り入れていきたいと思います。

ヴィラ専用の贅沢な温泉です。扉をあけ放つと半露天になるようにデザインされています。

黒いタイルと木のコントラストがとてもすっきりしていて綺麗でした。

メインレストランのサンクンテラスで食事をいただきました。
ディナーの写真は撮り忘れてしまいました(涙)ので朝食の様子です。

このホテルでいただく朝食で使われている食材は、ほとんどが「地」で採れたものをアレンジして提供してくれます。
地元の農家さんが育てた、採れたての野菜や卵等々新鮮な食材を調理しいただけます。

目に飛び込んでくる綺麗な景色や気持ちの良い風を感じながらいただく食事は、とても美味しくカラダにも心にも沢山の栄養と余裕の様なものを育んでくれます。

バースペースです。

前日が雨模様で使用できなかったテラスやインフィニティプール横のカフェスペースです。

個人的にはこのホテルの共有スぺースの中では一番お洒落で寛げる空間だと思います。
この解放感と英虞湾を望むこの景色はこのホテルの最高のチャームポイントなので!!!

コンシュルジュの神成が寛いでいる様子をご紹介します。

雨が降るとこの最高のスペースが全てクローズになってしまうのは少し残念に感じました。
アマンならばもう一工夫して欲しい・・そう思ったのは自分だけではないはずです。

チェックアウトの際にアマンのタグをいただきました。
これも、アマンを旅する楽しみの一つです。
じぶんのスーツケースには沢山のアマンのタグが付いています。それぞれに沢山の思い出と共に・・・

日本でリゾートというと一番にじぶんが思い浮かぶ「地」は「沖縄」です。
でも、沖縄ではありきたりだよね???という事もあり今回はアマン東京に続き2つ目のアマンとして2016年にオープンした三重の「アマネム」にお世話になりました。

日本にあるリゾートの魅力を探し体感する「アマネム」の旅いかがでしたか?

世界中のアマンで提供される、「人と人」や「人と自然」の関わり、最高のホスピタリティは日本という「場」においてもしっかりと担保されていました。
また、外国のゲストが日本で求める要素やデザインも、「温泉」だったり「白木仕上げ」のゲストルームだったりと、十分すぎるぐらいの日本の空気を感じ得ることができました。
ケリー・ヒルが設計を手掛けたアマンはどのホテルもとても暮らしやすい、そんな印象です。
シンメトリーで開放感を大切に景色を切り取るようにデザインされている反面、閉じるところはしっかり閉じていて、とても落ち着く空間に仕上げられています。
褒めすぎかも知れませんが、本当に「住みたい」と思うホテルをケリー・ヒルはデザインしていることが多いです。(個人的感想ですが・・・)
カジャデザインが理想とする「住宅=空気」をケリー・ヒルはホテルというもっと大きなランドスケープを利用し具現化しています。

優れたデザイン空間(特にリゾートスタイルの)に出会う度にカジャデザインはまだまだ努力が足りないと頭を殴られたような衝撃に襲われます。
現実に引き戻されます。お客様の理想は千差万別!デザインや施工技術は日進月歩!努力のスピードを上げて視野を広く持っていないとあっという間において行かれてしまいます。
リゾートスタイルの「心休まる場所」をこれからもしっかり創り続けて行けるように当社のフィロソフィーでもある「お客様の想像を超える感動を与える事」を具現化していきます。
そして、旅を続けることによりオンリーワンの質の高い空間に身をおきカジャデザインの理想とする「住宅=空気」をお客様との距離感も近づけていきながら、親近感も深めていきながら継続していきます。
 
お客様がカジャデザインに対して何を求めているのか?冷静に見極め習慣化していきたいと思います。