2019.1.18 世界を旅する建築会社
アメリカ合衆国

「Baccrat Hotel&Residences New York」 モダンにアレンジされた空気感はまさに貴族の邸宅!

カジャデザイン代表 大熊 英樹

今回の旅の目的はタークスカイコス諸島にある「AMANNYARA」!!!
日本からの直行便はなく、トランジットもスムーズなフライトがないという事で、トランジットしたニューヨークに数日ステイすることにしました。
 
到着したのは気温3℃酷寒のニューヨーク・ジョン・F・ケネディ空港です。
ベタですね…(笑) 

到着後、2015年にオープンした「Baccrat Hotel&Residences New York」に向かいました。
フランスのクリスタルメゾン「Baccarat」(バカラ) がプロデュースしたニューヨークでも話題になっているラグジュアリーホテル。
マンハッタンの中心部五番街の贅沢なワンランク上の立地に、このホテルはあります。

ニューヨーク近代美術館MoMAの目の前にある、とても分かり易い場所なのでタクシーですんなり到着です。
と言いたいところですが、NYの渋滞は尋常ではありません。
時間に余裕をもってスケジュールを立てることをお勧めします。

スーパーブランドのバカラが創り出すNYで一番『旬』なホテル

重厚な扉を開けるとバカラ製のシャンデリアがお出迎えです。

エレベーターで2階のレセプションに向かいチェックインしました。

レセプションとその反対側にスタイリッシュなコンシュルジュデスクがあります。
想像していたよりはかなりコンパクトな感じでした???

しかし、コンシュルジュデスクの奥にはゴージャスなサロンが… 
『The Petit Salon』にはバカラ製のゴージャスなシャンデリアやアンティークバカラがディスプレイされていて、モダンな『貴族の邸宅』!!!
そんな印象でした。

隣がグランドサロン「シュヴァリエ」です。ここでアフタヌーンティーやディナーをいただきます。
ゆとりのある高い天井にいくつもの巨大なシャンデリア、そして真っ赤な薔薇…
目に飛び込んでくるクリスタルガラスはすべてがバカラ製!

さながらバカラの館です。
ニューヨークであることを忘れてしまうほどの強いインパクトがこのサロンにはありました。

グランドサロンの奥にはエレガントでクラシックな雰囲気のバー『The BAR』があります。
巨大なシャンデリアがフロアを美しく照らしていました。
昼の印象と夜の印象が全く違う不思議な空間です。

床はペイントでしたがチェッカードパターンがとてもキュートでした。
一般住宅でもシーンに合わせてこのぐらいのお洒落したいですね!

夜は活気もありお洒落なニューヨーカーでごった返していました。

地下のスパ『ラ・メール』です。シンプルで落ち着いたコートダジュールの雰囲気を丁寧に演出していました。とても美しい空間です!!

宿泊したGrand Classic King roomです。

木製の天蓋ベッドに上質なファブリック。無機質な雰囲気ですが素材の組み合わせが絶妙で心地よい落ち着いた大人な空間でした。

もっとバカラっぽいキラキラした空間を想像していたので意外でした(笑)

床も無垢のへリーボーンで、どこか懐かしくて上品な雰囲気でした。

ミニバーを開けてもバカラ!
洗面台にもバカラ!フルーツやスイーツのサービスプレートもバカラ!
そしてバカラレッドのボックスやルームキー!一貫してぶれないこの潔さに感動しました。

エントランスのシャンデリアやツリーです。

サービスカットです!!!

ホテルから程近くのタイムズスクエアーやセントラルパーク、ブルックリンブリッジやブッシュウィックです。

トランジットしただけでしたが、久しぶりのニューヨークは刺激的でした。

また宿泊したバカラホテルはゴージャスなバカラの調度品やシャンデリアと、比較的シックなインテリア感が絶妙でギラギラしてしまいがちの空間を上品にバランスよくコーディネーションしていました。

また、2階のサロンでアフタヌーンティーをすることはお洒落なニューヨーカーの間でもブームです。テーブルの上が全てバカラ製のクリスタルでいっぱいになる幸せと、フレッシュなデザート共に絶品のスコーンとイングリッシュティーをいただく幸せは、世の女性たちを優雅な気分にしてくれるに違いありません。

今回はおじさんの一人旅なのでアフタヌーンティーではなく、冷えたシャンパーニュをいただきましたが・・・美味しかったですよ(笑)

バカラの雰囲気がカジャデザインのテイストか??と言われると、まだまだ理解しきれていないのかもしれません。
ましてニューヨークにあるフランス?? バカラ?? 分かり難いです。
しかしカジャデザインも滞在エリアを拡充し、ヨーロッパのクラシカルな雰囲気を取り入れた住空間も実績として増えつつあります。イタリヤやギリシャのクラシカル&モダンな空気感も取り入れ、空間構成し「洗練されたリゾート」と「伝統的なクラシック」このバランスを丁寧にミックスし新しいカジャデザインらしさを創出していきたいと思います。

次回は最高気温3℃のニューヨークから気温30℃のタークスカイコス諸島に移動しアマンリゾート「AMANYARA」をご紹介します。

お楽しみに!!!