2018.12.20
【アンティークが活きる家】

カジャデザインのおかげで、大きな夢が叶いました

ライター 田中 嘉人

都内の閑静な住宅街ーー。

2018年7月、ここであるご家族の新生活がスタートしました。暮らすのは、U様ご家族。ご主人さまと奥様、ご長女ご家族(ご主人さま、お子さま2人)、ご次女の7名です。

3階建ての住宅に一歩踏み入れると、目の前にはアンティーク家具の数々。まるで映画のセットのようなインテリアが広がっています。

U様の新たな住まいづくりをお手伝いしたのが私たちカジャデザイン。今回は、U様の奥様、ご長女、ご次女に、カジャデザインを選んだ理由と実際に住まわれてからの印象について聞いてきました。

吉祥寺ハウスギャラリーで、一目惚れした

– まず、そもそもなぜ家を建てることになったのかを教えていただけますか?

奥様:

大きな理由としては、家族の形態が変わってきたからです。

私たち夫婦、そして娘たちがそれぞれライフスタイルを築いていたため、お互いが生活しやすい家を建てようと考えました。
あと、もうひとつ理由があるとしたら、孫が「お城が欲しい」と言ったから、ですね 笑

– とても素敵なご家族ですね。では、数ある建築会社のなかからカジャデザインを選んだのはなぜですか?

ご次女:

知り合いの建築家の先生からのご紹介です。実際に吉祥寺にあるハウスギャラリーを見に行ったらすごく素敵で……「ここで家を建てたい」と思いました。

奥様:

私たち、家やインテリア、アンティークへの興味関心が強いんです。家づくりに関しても自分たちの要望やわがままをカタチにしてくれるところにお願いしたかったので、カジャデザインはぴったりでした。

スタッフ総動員で、たくさんわがままを叶えてくれた

– 実際にご依頼いただいて、いかがでしたか?

奥様:

想像以上のクオリティーでした。木材や石材、壁材などに関する色や素材の細かな要望を全部叶えていただいて……。

ご次女:

1階に私、2階に父と母、そして3階に姉の家族が住むことは決まっていたのですが、当然好みは違うわけです。それなのに、ひとつひとつ希望を聞いてカタチにしてくれて、しかも想像を超える出来上がり。

工事中に毎週見学に来ていたのですが、毎週驚きがありました。もちろん、「あれ?ここ違わない??」みたいなミスやトラブルも一切なかったですね。

ご次女:

しかも、とても気を遣ってくれる。

たとえば電灯なども以前の家で使っていたものを取り外して新しくつけてくれたり、若い棟梁もわざわざ休みの日に来てくれて家具の壊れたところを直してくれたり、姪にインテリアの素材を選ばせてもらったり……

デザイナーの筒井さんや現場監督の坂田さんをはじめスタッフのみなさんには甘えっぱなしでしたね。

奥様:

しかも、みなさんがお互いに尊敬しあっているんですよね。
たとえば現場監督に「素敵ですね」とお伝えしても、「漆喰の職人さんのおかげです」という答えが返ってくる。本当に素晴らしいチームワークだと思いました。

– 完成したときの第一印象を覚えていますか?

ご次女:

「夢が叶った」って感じですよね。待ちに待っていたのでようやく住めることに心から嬉しく思いました。

ここでご次女は退室し、ご長女と交代

目立たないところにこだわり抜いてくれたことが嬉しかった

– カジャデザインを選んでよかったと思ったのはどんなときですか?

奥様:

やはり、本当にいろんな要望を叶えてくださったことですね。

実は、この家のシンボルマークみたいなものをつくりたかったんです。私のデザイン案に、アンクというエジプト十字を散りばめて、細かく細かく掘ってくださった。決して目立つものではないけど、だからこそこだわってくれたことが嬉しかった。

他ではできないと思いますね。

ご長女:

私も同じですね。娘と私の要望でキッチンの上部に綺麗な漆喰のアーチをつけてくれたり、3階の柱に貼り付けるタイルのデザインの細かな相談にも乗っていただいたり……

特に印象的だったのが、ステンドグラスのドアです。
もともと古くてつけにくいものだったと思うんですが、ドアの開け閉めがものすごくスムーズ。「カチャ」と静かに音を立てるドアを開け閉めしながら、いつも心のなかで「ありがとうございます」と言葉にしています。

– ありがとうございます。では、最後にカジャデザインに要望があるとしたら教えてください。

奥様:

うーん……それが、ないんですよね 笑
だから、また家を建てることがあったらお願いしたいと思っています。みなさんともっと素敵なお家をつくってみたい。そう思います。

ご長女:

本当に素晴らしい方ばかりで、みなさん親身になって真剣に考えてくださる。「一緒につくっていきましょう」という気持ちが言葉や姿勢に現れていて、すごく嬉しかったです。だから、もう一度家を建てるなら、ぜひ同じスタッフのみなさんにお願いしたいですね。

奥様:

本当にさよならするのが名残惜しいくらい。家族のように思ってしまっています。みなさんとまたお会いするできるように、頑張りたいと思います。

– こちらこそ、ご家族の皆様にお会いできて、住まいづくりをお手伝いさせていただけて、本当に嬉しかったです。素敵なお話をありがとうございました。
みなさまの言葉を胸に刻んで、これからも住まいづくりと向き合っていきたいと思います。

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「こんなにお客さまの満足にコミットできるとは思わなかった。」デザイナー・筒井 由佳