2020.10.8
【波長があう家】オーナーインタビュー

選択と決断の連続、その過程を楽しむ家づくり

企画開発部 郷 奈美子

2019年6月にお引き渡しが完了したT様のご新居。日々の暮らしの中で、生活感を感じさせないスマートな空間を維持するための工夫が随所に取り入れられています。ご自宅で鍼灸サロンも営んでいるT様ご夫妻に、これまでの家づくりと、実際にそこで生活してみて感じた住み心地などをお聞きしました。

LDKに家族が集う、ホテルライクな暮らし

ー今回のご新築で、T様の場合どのような暮らしをイメージして計画がスタートしましたか?

オーナー

T様:

私たちは、LDKで過ごす時間をゆったりと充実したものにしたいという希望がありました。なので、広々として開放的なLDKを実現するために、思い切って2FをLDKのみにするという間取りを採用しました。

また、家族全員がLDKで過ごす時間を長く持ちたいと思っていたので、仕事をしたり勉強をしたりできるワークスペースをLDKの中に設けました。

それと自宅内である1Fは鍼灸治療をするサロンスペースとして利用することが決まっていたので、施術室の換気状況や広さの規定、待合スペースなども考慮して間取りを決めていきました。

ダイニング側から見たリビングスペース、抜け感のある開放的な空間
鍼灸サロンのお客様も利用する広々とした玄関ホール、クインが贅沢に貼られている

ー確かに、広々として無駄がないLDKですね。

オーナー

T様:

そうです。家族が長い時間過ごすため、普通だったら生活感が出やすいと場所だと思うのですが、私たちはあまり生活感を感じさせないホテルライクな空間にしたいという想いがありました。それを建築家の松下さんとプロデューサーの小牧さんにお伝えし、家財道具があまり視界に入らないようなレイアウトや収納を取り入れてもらいました。

収納スペースをかなり多くとっているので、普段の生活の中で片付けも楽ですし、物が出しっぱなしにならず、綺麗な状態をキープしやすいところが快適に感じています。

優れた感覚を持つ建築家と、経験豊富なプロデューサー

ー比較的ご自身の理想とするイメージを明確にお持ちだったT様ご夫妻ですが、カジャデザインで家を建てようと思った決めてはどんなところにあったのでしょうか。

オーナー

T様:

カジャデザインさんへお願いする前に8社ほど他社に間取りの相談をしていたのですが、今回私たちの家を設計してくれた建築家の松下さんのセンスが抜群に素晴らしく、一切迷うことなくカジャデザインさんにお願いすることになりました。

また、担当して頂いたプロデューサーの小牧さんはご自身がカジャデザインさんで注文住宅を建てているという経験をされていたので、参考になる意見をたくさん頂けたこともとても助かりました。他社の営業の方で自社で注文住宅をされたという方は意外にもいませんでしたので、余計に信頼が厚かったです。

ー他にカジャデザインならではの間取りの提案や特徴的なデザインなどはありましたか?

オーナー

T様:

やはり、オリジナルの天然石材『クイン』とその使い方はカジャデザインさんの大きな特徴だと思います。

ホームページに掲載されている施工実績を見て、クインが織りなす上品で贅沢な雰囲気が素敵だと思ったので、できるだけ来客の目に留まるエントランス周りとLDKには、ふんだんにクインを取り入れたいとリクエストしました。

間取りの打ち合わせをしている時に、カジャデザインさんで実際に建てられたお宅を2件ほど見学させて頂いたのですが、そのどちらのお宅でもLDKやバルコニーに贅沢にクインが使われていたのがとても素敵で我が家でも是非取り入れたいなと思いました。

ーなるほど、完成住宅見学会や入居宅見学会でご覧になって採用を決意されたのですね。

オーナー

T様:

はい、特に石材の使い方にも注目をしていました。LDKからバルコニーへ、クインの壁がつながっていることで部屋も広く見えるので、そのデザインを取り入れて良かったと思っています。

他にも、洗面スペースなどのポイントでヒタムやライムストーンなど天然石材を取り入れました。そういった細かなスペースのデザインも来客時に褒められることが多いです。

立体感のあるポーラライムに天然石の洗面ボウルを合わせる

新居での暮らしで幸せに感じること

ーご入居から約1年ほど経ちますが、住んでいて幸せを感じる過ごし方があれば教えてください。

オーナー

T様:

やはりLDKでゆったりとくつろぐ時間ですね。抜け感のある間取りと、壁一面のクイン、そして私たちのイメージに合わせてオーダーで制作した絵画で贅沢な空間にできたことから、お家にいながらに毎日リゾート気分を味わえています。

バルコニーの壁を高くしたことで、密集した住宅地にも関わらず周囲からの視線や音漏れなども気にせず快適に過ごすことができています。

お二人のご友人でもある作家のKumi Andoさんが制作したオーダーメイドのアート

ー当初から理想としてたゆったりと過ごせるLDKが見事に実現したのですね。機能面で何かお気づきのことはありましたか?

オーナー

T様:

洗面所とクローゼットをウォークスルーにしたことで、帰宅時や入浴時の導線がスムーズだと感じました。また、洗濯、乾燥をした衣類をすぐに収納できるのは予想以上に便利でした。

あとは今回コロナの影響で家で過ごす時間が長くなりましたが、家の中にいくつかワークスペースを確保していたので夫婦揃って問題なく在宅ワークができました。

世界に一つだけの家を造る、注文住宅の醍醐味

ー最後にT様にとって、注文住宅の醍醐味とはなんだと思いますか?

オーナー

T様:

家づくりは選択と決断の連続です。その中で後悔しない選択をしたかったので、水回り系のメーカーのショールームには数えきれないくらい足を運びました。

床材やエクステリアなど、あまり一般施主が行かないショールームなどへも行き、とにかくたくさんのものを見て情報収集をしっかりとし、自分たちが良いと思うものを明確にしていくことで最終的に満足のいく選択ができました。

家の完成だけなく、自分たちが本当に良いと思うものを探しながら、選択、決断していく過程をも楽しめることが注文住宅の醍醐味だと思います。
現在は家自体は完成しましたが、インテリアを一つずつ買い揃えたりと、楽しい家づくりは今も続いています。

T様、大切な家づくりの思い出をお聞かせ頂きありがとうございました。
建築中から入居された今現在まで、家づくりを楽しんでいるなんて、とっても素敵なことですね。

カジャデザインではフルオーダーメイドの注文住宅をご提供しています。お客様の理想とする暮らしを実現すために、じっくりとお話をお伺いしイメージを具現化していきます。
イメージはあるけどうまく言葉にできるかわからない、そんな場合でも建築家とプロデューサーが一緒にそのイメージをカタチにしていくお手伝いをします。

T様のように注文住宅という特別な家づくりの過程を、思う存分楽しん見てはいかがでしょうか。

T様の施工事例はこちらから。
波長があう家