自邸を新築するスタッフの家づくりレポート Vol.1 「家づくりのきっかけと想い」
お客様一人ひとりに合ったこだわりの家づくりを行っているカジャデザイン。では、家づくりに携わるスタッフたちは、どんな理想の家を建てているのでしょうか?
あるスタッフが、カジャデザインで家を新築することになりました。その家づくりについて、新築するきっかけから地鎮祭、設計や施工のプロセス、完成に至るまで、数回にわたってレポートします。
カジャデザインで現場監督として研鑽を積む
今回、家を建てることになったのは、カジャデザインに勤めて13年目になる現場監督の高橋龍平。カジャデザインはプロデューサーやコンシェルジュ、設計といった各分野のプロフェッショナルたちが連携することによって、オーダーメイドの家づくりをスムーズかつ丁寧に進めています。
なかでも現場監督は、現場の職人たちや設計士、インテリアコーディネーターとの架け橋となる存在。幅広い視野と豊富な経験が必要とされ、現場では職人たちと細やかにコミュニケーションを図りながら工事現場の工程管理や品質管理などを行い、滞りなく現場が進むよう注力する仕事です。
今までできなかったことに自邸で挑戦してみたい
現場監督の高橋は、奥様、6歳の長女、2歳の長男の4人家族。当初は家を新築する予定はなかったそうですが、下のお子さんが生まれたことがきっかけで考えるようになったと言います。
「下の子が生まれて騒がしくなったので、家を建てた方がいいなと思ったのがきっかけですね。子どたちが家の中で思いっきり走り回ってもいいようにしてあげたいなと思いました。お客様の家ではなく、自分の家を建てるのなら、これまでできなかったことにも挑戦してみたい。とことんやってみようと思いました」と高橋。
奥様も「以前からカジャデザインの建築事例を見ており、こんな素敵な家になるんだと思うと胸が高鳴りました」と当初を振り返ります。
20年間で得た知識と経験を自邸に詰め込む
カジャデザインの前には2年ほど設計事務所で設計業務に携わり、20年近く住宅業界で働いてきたという高橋。そのなかで得た知識と経験をもとに彼自身で自邸の設計を行い、さまざまなこだわりとアイデアを詰め込みました。
敷地は実家に隣接した角地。約175㎡と、都心に比べて広さにもゆとりがありました。高橋は、「都心だとどうしても敷地が狭く、コンパクトな空間に詰め込んだ間取りになりがちです。自邸は敷地にゆとりがあったので、余白のある間取りにしたいと思いました」と話しました。
ユニークなのは、廊下を少し広めにして余白をもたせたり、メインベッドルームの横に前室を設けるなど、メインではない空間にこだわった点。一般的にはLDKに注力することが多いですが、それ以外の空間にも気を配り工夫を凝らしているのは、家づくりの豊富な経験があるからこそ。
インテリアの色決めは奥さまの担当
ご主人である高橋の仕事への姿勢をよくご存知の奥様は、「家族が自然と集うようなリビングがほしい」「外から室内が見えないような間取り」といったいくつかのリクエスト以外は、高橋に家づくりに任せていたそうです。
そんな奥様が、初めてCGを見たときには、「図面では空間をイメージするのが難しかったですが、CGだと室内の明るさや広さが理解できて、こんな家に住めるなんて!」と感動したと言います。奥様がアパレルでお仕事をされていることもあり、インテリアや家具の色や仕上げは奥さまと相談して決めて行きました。
人気の天然石を贅沢に使用
カジャデザインは「家が、理想のリゾートになる」をコンセプトに、一人ひとりが思い描く理想のリゾート空間を提供しており、特に天然石を取り入れたデザインを得意としています。
高橋は今回、カジャデザインで人気の「モンスターストーン」「クイン」「ヒタム」の3つの天然石を使用し、さらにサイズもボーダーや長方形などさまざまなサイズや貼り方を空間に合わせて選択することにしました。
一般的に石の貼り方や施工精度は職人の技術に左右されますが、カジャデザインは長年培ってきたノウハウを有し、熟練の職人たちが丁寧に施工します。まさに、多様な天然石やサイズの採用は、自社のデザインと施工技術を熟知している高橋だからできる挑戦。カジャデザインの魅力の詰まった家になるに違いありません。
次回以降は、地鎮祭やギフトラッピングシート、上棟祝いなど、家づくりのプロセスについて順次紹介していきます。
文 / 植本 絵美 ( Editor / Writer )