2020.5.29 プロジェクトストーリー
お引き渡し

お引渡しの記念に『贈るまな板』WONDER WOOD×KAJA DESIGN

企画開発部 郷 奈美子

多くの方にとって人生の大きな1ページとなるであろう、家の新築。
私たちは注文住宅を通して、お客様の人生の大きな1ページに参加させてもらっています。

たくさんの時間をかけ、ご家族の想い、作り手の想いを込めて完成したその家のお引渡しは、家づくりの中でも重要な場面です。その重要な場面と、これからそこで暮らしを営んでいくオーナーご家族の門出をお祝いする新しいサービスの一つをご紹介します。

もらって嬉しい『新築祝い・引っ越し祝い』の定義って?

みなさんもご友人やご親族が、新築をしたりお引っ越しをしたりで、そのお祝いのプレゼントを贈る、という経験のある方も多いのではないでしょうか?日頃の感謝の気持ちを込めて、贈る方の好みやイメージに合わせてプレゼントを選ぶのもまた、楽しみの一つですよね。

しかし、「せっかくの新築祝いだし、ちょっといいものを贈りたいけど、好みに合わなかったり、必要ないもので困らせたらどうしよう…」と悩んでしまうこともありますよね。

そこでカジャデザインは、新築が完成したばかりのお客様に喜んでいただける、最適なプレゼントを探しました。そこで出会ったのがWONDER WOODの『贈るまな板』でした。

オシャレなのし紙つきで贈り物に最適(画像出典:WONDER WOOD公式ホームページより)

WONDER WOODは一枚板のテーブルなどを専門に扱う、いわば木のプロフェッショナル集団。彼らが考える、贈り物に相応しい3つの条件がこちら。

1. 「少し高価で自分では購入しないもの」
2. 「使用頻度が高いもの」
3. 「趣味嗜好を選ばないもの」

無垢の一枚板を専門に扱うWONDER WOODにとって、この3つの条件を満たす贈り物が『まな板』だったわけです。

品のある化粧箱に丁寧に収められたまな板(画像出典:WONDER WOOD公式ホームページより)

カジャデザインでも、人や環境に優しい天然素材や、自然を日常に取り入れた家づくりを得意としています。そして、家そのものもそうですが、その家での『暮らし』を大切にしてほしいと考えています。『食』は暮らしを豊かにし、家族を繋いでくれる大切な要素のひとつ。その気持ちを表現するのに、この『贈るまな板』はぴったりだと確信しました。

まな板に適した木材は、いちょうの木でした

木のまな板と言っても、檜(ひのき)や桐(きり)などその種類も様々。インターネットで調べるとお値段もピンキリで何を基準に選んでいいかわからなくなってしまいます。

カジャデザインが選んだ、WONDER WOODのまな板はいちょうの木でできています。いちょうの木は、数ある樹種の中でも非常に強い抗菌性を備え、油分を多く含むため水に強いという特徴をもつそうです。木の表面には独特のクッション性があり、包丁の刃が適度に入り込み、繊維が均等であるため刃に優しく、刃こぼれしにくい。復元性にも優れており、傷みにくいので長い間愛用していただけます。

日本に二人しかいない木挽(こびき)職人が大木から切り出す(画像出典:WONDER WOOD公式ホームページより)

こだわり抜いたのは、素材だけではありません。男性も女性もお子さんもお料理をする時代。全ての人が使いやすい機能美を追求してデザインされています。
まず、実際に手にしてみて驚くのがその軽さ。木のまな板はずっしりと重いくて扱いづらい、という印象が覆されました。そして無垢材の特徴でもある、木の収縮による反りが出にくいと言われている25mmという厚さで、その軽さを実現できたそうです。

そして画期的なのが、まな板の曲面設計。上下の角を曲面にすることで、キッチンカウンターへの吸い付きを防ぎ、持ち上げやすく、まな板を裏返す動作を促すデザインとなっています。ちょっとした差ですが、あるのと無いのとでは大違い。人の行動をデザインすることと、見た目の美しさを両立させたまな板なんですね。

人にやさしく、思いやりのあるデザイン(画像出典:WONDER WOOD公式ホームページより)

カジャデザインからお客様へ、贈るまな板

そのこだわり抜いて作られたまな板を、カジャデザインでは新築したお客様に贈ります。
無垢の一枚板のまな板は、一生のうちに何度も買い換えるものではありません。だからこそ、家と一緒に暮らしに寄り添う存在になっていくと考えています。

これから永年住み続けていく中で、楽しかった家づくりの記憶を時々思い返してほしいという気持ちを込めて、カジャデザインのロゴを焼印で入れてもらいました。片面にはWONDER WOODのロゴ、もう片面がカジャデザインのロゴ。両面使えるので、食材によって使用する面を使い分けることもできますね。

こちらは先日、実際にお引渡しが完了したYさまご夫妻にこの贈るまな板をサプライズでプレゼントした時の様子です。

一緒に家づくりをしてきた担当プロデューサーの小牧から、サプライズプレゼント

なんとYさま、お渡しをする前日まで木のまな板を買おうか悩み、ネットで調べていたとのこと。「木のまな板って、ハードルが高いんだよな…」と決めきれずにいたとか。実際に箱を開けてまな板を手にした奥様は、「とっても軽いですね!!」と大変喜んでいくださいました。

この新しいYさまの住まいで、まな板が奏でる心地よい音が生活の一部になっていくのかな、と想像するととても嬉しくなってきます。

Yさまのご新居『柔和は家』の施工事例は、こちらから。

手にとってその軽さに驚く奥様
カジャデザインのロゴは、家を建てた証

モノよりコト、それぞれの生活に寄り添った贈り物がしたいのです

お引渡しの贈り物は、まな板以外にもお客様の好みに合わせてセレクトすることもあります。例えば、ワインがお好きな方にはとっておきのワイン、お花がお好きな方にはインテリアに合う花器、などそれぞれのお客様のことを想い浮かべながら贈り物をセレクトしています。

カジャデザインは、家の完成がクライマックスであり、ゴールだとは考えていません。家づくりという大きな流れの中の全てで、感動や喜びを感じてもらえるサービスやプロジェクトを常に模索し続けます。

家づくりをプラン中の方でまな板に興味がございましたら、吉祥寺ハウスギャラリーにサンプルのご用意もございますのでお気軽にお声がけくださいね。

ショールームの見学予約はこちらから。
万全のウイルス感染対策をした上でご案内させていただきます。