Works 36 風雅に佇む家 埼玉県鶴ヶ島市

LDKのコーディネートに合わせ、キッチンもグレーをメインカラーとしてデザインされました。
天板のクオーツ(人工大理石)に段差をつけ、リビングダイニングから手元が見えない工夫が施されています。収納力抜群のカップボードには、ブラックにマーブルの模様が入ったセラミックをアクセントにあしらいました。アイランド型のキッチンは、奥様が調理中でも家族の様子が伺え、キッチンを中心にコミュニケーションが生まれます。

リビングとの兼ね合いで幅があまり取れなかった玄関は、玄関框を斜めにし、その上下に間接照明を入れることで、奥行方向のラインを協調しました。壁面には、ライムストーンとクインでデザインしたオリジナルの姿見を取り付けました。リゾートのデザインを施したエントランスは、家族やゲストを華やかに迎えてくれます。

本邸宅は、母屋と離れ2つの建物が同じ敷地内に存在します。完全に別棟になってはいるが、外観全体は一つの建物に見えるようデザインされています。この離れでは、ご主人の趣味が詰まった空間になっています。まるでお店のようにズラリと並んだゲーム機の数々。麻雀卓やホームシアターが完備されています。ご主人は「男だったら誰でも一度は憧れる空間を創りたかった」と嬉しそうに話されました。