Works 9 プールサイドの家 東京都文京区

K様の邸宅の最大のポイントが、大きな中庭に配置したプールです。
幅2m、長さ約4.3mのプールは、国内外のリゾートホテルや邸宅を手がけるプロフェッショナルなプール専門業者が施工しています。本場のリゾートを実現するデザインはもちろん、自動循環システムなどの機能面も優れています。エントランスを入るとまず、目の前に飛び込んでくる爽やかなブルーのプール。プールをぐるりと囲むように回遊できる1FのプランはK様のこだわりです。廊下には、ヴィエラストーンを張り巡らし、オブジェを飾るニッチを設けました。

自宅でお仕事をされることの多いご夫妻は、書斎スペースにもこだわりました。隣接する公園に向かって造作したカウンターデスクで気持ち良く仕事をすることがご夫妻の希望。春には満開の桜、夏には鮮やかなグリーンの眺望を楽しみながら仕事や読書、趣味に集中できます。
たくさんの書物をお持ちのK様は、壁一面の収納を造作しました。収納としてはもちろん、オブジェを飾るなど空間を豊かに演出するのに一役かってくれます。
単純に書斎としての機能だけを追求するのではなく、住職兼用の暮らしを実現する工夫が散りばめられています。

LDKから中庭へのぬけ感を大切にしたかったので、高さが低めで片側アームのみのカウチソファを採用しました。緩やかに角を取ったデザインはゆったりと座れ、かつ空間の流れを作ります。中庭のプールサイドには、まるでオブジェのようなパーソナルチェアを配置し、コバルトブルーの小物でアクセントをつけています。

ダイニングテーブルは、樹齢約180年を超えるアサダ桜の一枚板。なめらかな材面と穏やかな木目がどんな空間にもしっくりと馴染んでくれます。また、単純に長方形に成形するのではなくあえて樹木の形状を残したアシンメトリーな天板は、モダンで洗練された空間にユニークさと表情を与えてくれます。

オリジナル天然石『クイン』と、こだわりのインテリア、そして瑞々しい観葉植物が融合して、本物のリゾート空間完成させました。