こだわりの器を使う暮らし~いつもの食卓をアップグレード
こんにちは。
コンシェルジュの神成です。
今回は、食卓を彩る「器」についてお話します。そもそも、食に関しての思いが強い私。外食、自炊ともによく食べ、その時間を楽しんでいます。
【世界を旅する建築会社】で海外出張に行く際は、基本的に、飽くなき探求心から、まだ食べたことのないローカルフードにトライすることがほとんどです。特に印象に残っているのがスリランカ出張。ほぼ毎食スリランカカレーを貫きました。
スリランカ出張リポート「カジャデザイン料理部」編はこちらからどうぞ。
https://kaja-design.com/blog/food-sri-lanka/
出勤時はどうしても外食の頻度が多くなるので、家にいる時はできる限り自炊を心がけています。といっても、仕込みに何時間も掛ける手間暇のかかる料理をするわけではなく、冷蔵庫にあるものでサッと作って食べる、専門です。
その際に、こだわっているのが、今日のテーマ、「器」です。
始まりは、海外赴任から帰国した際のこと。茶碗も箸もないところから、何かしら購入せざるを得ない状況でした。日本出国前には、昔から買い集めたり、頂いてきた大量の器であふれている我が家でした。
なので、帰国後は、無駄にしないように、どうせ買うなら気に入ったものだけ、必要な分だけ購入する、「シンプルライフ」 を始めたことがきっかけです。
衝撃的に出会って、ひとめぼれした器
帰国翌日。日用品を買いに街に出て、偶然入った器ショップで、見つけてしまったんです。
熊本の「朝虹窯」の器。
天草の土を使った、素朴で味わいのある陶磁器です。
アンティークのテーブルに重ねられていた、大きさ違いの皿の存在感にまず目を奪われました。
作家の余宮隆さんの作る、使い勝手の良さそうなシンプルな形状のうつわ。
鉄の釉薬を使った、なんとも言えない艶のある質感。リムの形も好み。
手に取ってみると、少し重みのある印象が、しっくりきました。
余宮隆さんの素敵すぎるインスタグラムはこちら。
https://www.instagram.com/yomiyatakashi/
値段を店主に聞いてみると、自分にとっては少々予算オーバー。
それでも、丁寧に、長く使えるのであればと、思い切りました。
日常に取り入れる、ちょっと良い器の効果
実際に使ってみると、和洋中何でもいけました。
料理を選ばないので、良い器を普段使いする、プチ贅沢が味わえる日々。
ゆでた野菜を乗せるだけでも、ちゃんとした印象になるから不思議です。
ちょうど一年前、那須高原こたろうファームさんで分けて頂いた
黄色ズッキーニ。朝採れの中でも、小さめサイズは生食できると聞き、実食。
スライスして、バリ岩塩とレモンオイルのみでシンプルに。
深夜だけど炭水化物を欲するココロに打ち勝てなかった日のヒトサラ。
フランス出張帰りの元同僚に貰ったオイルサーディン缶。
パスタにすると決めていました。。
家庭料理ならではのアレンジで、麺よりもエノキの方が多めです。
これからトライしてみたい器
出張先のホテル、外食する際に入るカフェやレストラン等、様々な器に出会いますが、もしこれから購入するとすれば、作家のこだわりやストーリー性のあるものに惹かれます。
一番狙いは、島根県出雲市の出西窯。
民藝デザインの柳宗理の影響を受けた窯元です。取り分け用の一番小さなお皿を持っているのですが、なかなかに使い勝手が良いのです。
「出西ブルー」と表現される、濃淡のついた藍色に近い青い器。
縁のところは鉄砂の釉薬を使って、艶のないマットな仕上がりになっています。
我が家でカヌレが出てくることは恐らくありませんが、この器でスリランカカレーを食べたら、確実においしさが倍増するに違いありません。本気で購入検討中の7寸(21㎝)サイズ。
器好きと繋がりたい、一緒に豊かな暮らしについて語り合いましょう
吉祥寺ハウスギャラリー、那須リゾートハウスでは、海外出張先で買い集めてきた器も多数あります。
お客様との会話でよく耳にするのが、日常的に使う器とゲストをお招きする時に使う器を使い分けていらっしゃるということです。
キッチンにいかにしまうか、もしくは、いかにディスプレイしつつしまうか。収納術のアイデアも、是非ご参考になさってください。
みなさまと器についてお話できることも、楽しみにしております!
吉祥寺ハウスギャラリーへのお問い合わせはこちらです。
https://kaja-design.com/appointment/