カジャデザインの社食と書籍
夏休み期間の吉祥寺は、いつもよりも人が多くよりにぎわっているように感じます。
店頭のディスプレイにも秋物に変わりはじめ、「この秋はこの色が流行りそう!」「このデザインが多く出てきている」などとランチへ出かけついでに、観察しています。
吉祥寺という場所柄、ここに集まる人たちの雰囲気を感じることで、伝わってくるものもあります。例えば、仕事でよく行く青山には、少しキチンと感がある背筋が伸びるような「青山らしさ」があり、ここ吉祥寺には、心地よいリラックス感が丁度良い「吉祥寺らしさ」があるものです。
それがきっと日本において常時「日本一住みたい街ナンバーワン吉祥寺」であり続ける吉祥寺の魅力なのかもしれません。そんな風に「街感」を強く意識するきっかけとしては、先日訪れたポートランドのせいでしょう。全米において「アメリカ一住みたい街ナンバーワン」の街と言われるのが「ポートランド」なのです。
行く前から、日本一住みたい街吉祥寺&全米一住みたい街ポートランドについて、「何か重なる部分があるのかもしれない」と予習もしながら、その地に降り立ったわけですが、書籍や情報からの知識はそれとして、実は一番の共通項は「その空気感」だと体感したのです。そんな風に、街全体の醸し出す空気感。
その波動を人々は「心地よい」と感じているのですね。…と、前置きが長くなりましたが、今回のテーマはカジャデザインの社食と書籍です。
カジャデザインではそんな風に、「体感」もとても大切にしている中で、身近なきっかけとしていくつかの制度があります。その一つが社員食堂制度。
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おもしろ制度■社員食堂制度
オフィスの近くのレストランやカフェと提携し、ランチ費用を1回500円助成します。
外に出て食事をすることにより、気分転換ができたり、他部署のスタッフとコミュニケーションが取れたりすることを目的としています。
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吉祥寺には、素敵な飲食店も多いので、その中から提携いただいたお店で、ランチタイムを過ごすのです。
私自身も社内でプランに煮詰まったり、忙しさに追われるほどに、そんな時こそあえて気分転換に社食へ行きたくなります。
会社から駅へ住宅街を歩くことで、季節の移り変わりやそれぞれの住宅のあり方をさらりと感じながら向かいます。一人の時はその散歩時間に歩きながら考える。スタッフ同士の時は並んで歩きながら話すことで、普段とは違う会話も生まれます。
そして、たどり着く今回の社食がこちら↓
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異国情緒たっぷりで人気の台湾茶藝館 月和茶 吉祥寺店
お店の名前「月和茶(ユエフウチャ)」は中国語で「月とお茶」。
台湾の人達は、今も月と密接な関係にある旧暦で暮らしています。
日常としての旧暦(月)とお茶を日本の人達にも知って欲しい、そんな気持ちでお店を作りました。
台湾の古い民家を再現した店内にはゆったりとした台湾時間が流れます。
台湾茶と台湾スウィーツ、台湾家庭料理をベースとしたオリジナルの薬膳料理を楽しんでいただけます。
月を眺めながらするお茶のように、体と心にやさしい時間がもてますように。~月和茶HPより引用~
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人気のお店なので、ランチタイムも賑わっています。
雰囲気のある店内・体にやさしいメニュー・ランチタイムの時間帯・ロケーションなどなど多くの条件をクリアしていて、かつこちらの意向もご理解の上ご快諾いただける飲食店さまにめぐり会えることは意外と大変で、社食プロジェクトスタッフの熱意により、こちらのお店を社食として提携いただくことができています。
では、一般のお客様に交じっている私たちスタッフをどのように見分けていただくか?
真ん中のKAJA LUNCH CARDを持って行きます↑。このカードをさりげなく掲示するこいとで、ランチ時間の忙しさの中、お店の方々へもお手間をかけずにスムーズに。
もちろんお店は通常営業しているので、私たちもその時間は普通にカフェランチ時間を楽しむのです。そして、この画像にもう一つのカジャデザイン制度が隠れています。
それが、書籍制度。
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みらい制度>■おもしろ書籍制度
各オフィスにおもしろい図書館を設置する目的で、書籍を購入する費用を全額負担する制度です。自分のため、同僚のために必要な書籍を購入し、書籍を熟読後、おもしろいことをしっかりと同僚に伝えてスキルアップに 役立てていきます。
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画像右:大竹昭子著「間取りと妄想」。
今回、私がまわりのデザイナーにも読んでほしいな。おもしろそう!と読んでいる本です。
間取りがあって物語があって、その間取りがゆえの心理状況などなどがとても興味深いのです。
間取り毎のショートストーリー展開で、物語を読んだ後に、また間取り図を見ると、最初と違う部分が見えてきたりするところが面白いです。
(業務連絡>>>興味のあるデザイナーは声かけてね。優先的にまわしますよ!)
他にも↑BRUTUS「建築を楽しむ教科書」や佐藤和歌子著「間取の手帖 remix」。
ついつい建築やインテリア系の本を選びがちではありますが、BRUTUS「建築を楽しむ教科書」では、日本の建築家が日本人のために造った日本の名建築を235件が分かりやすくまとめられています。
佐藤和歌子著「間取の手帖 remix」では、間取り好き著者のこだわり間取が満載。建築や間取りを、柔軟な観点からも考えられそうな数冊を入手しています。
こんな風に、好きな本を読みながら充実のランチタイム。お気に入りは人気メニューが両方味わえる「魯肉飯と米粉湯のセット」です。
しっかり美味しくいただいて、また午後のお仕事を頑張ります!素敵な注文住宅のデザインを高めるためにも、私たちデザイナーたちは日々楽しく精進しております。そんなカジャデザインスタッフのおもしろ制度とランチタイムのお話でした。
そのほかにも様々な取り組みをしているリクルートにご興味ある方はこちらをご参考ください。