2019.8.29 スタッフ
スタッフブログ

Iさまの新築旅行 -Mandapa, a Ritz-Carlton Reserve-

企画開発部 郷 奈美子

卒業旅行、新婚旅行。私たちは人生の節目に、大切な人と旅に出ます。
そこに「家を建てる時」も加えてはいかがでしょうか。
カジャデザインは、第3の旅として「新築旅行」というサービスを始めました。

今回『新築旅行』に行ってきたのは、Iさまご家族です。
前回のブログでは、Iさまの理想とする住まいのイメージを確認するために訪れた
ALILA VILLAS ULUWATU,BALIについてお話をしました。

続いての新築旅行ではどんな体験がまっているのでしょうか。

ありのままの自然の中にひっそりと存在する建築物

今回は、『非日常』をキーワードにお話したいと思います。
心身ともにリラックスできる空間を求めて訪れるリゾート地。
そこは、日常生活と距離を置き、自分自身を解放できる『非日常』を体験できることが大切です。

そこで、Iさまには特別な『非日常』を体験してもらうためセレクトした滞在先が、ウブドエリアに位置するMandapa, a Ritz-Carlton Reserve -マンダパ・ア・リッツカールトン・リザーブ 。

緑深いジャングルの中に佇むマンダパ・ア・リッツカールトン・リザーブ
エスニックなオブジェから水が流れるパブリックスペースの水盤

バリ島ウブドにあるそのホテルは、草木深い緩やかな丘の上の中にひっそりと存在します。ホテルの周辺には穏やかに流れるアユン川や、青々とした田園を望むことができます。バリの伝統的な建築様式と職人技術に溢れた内装になっています。装飾も、バリアートや手織り物のファブリックなど、アジアンリゾートを象徴するインテリアが緻密な計算のもと取り入れられています。

まるでお家? 贅沢にゾーニングされたプライベートヴィラ

今回Iさまのために用意したお部屋は、ワンベッドルーム・プール・ヴィラ。ヴィラまでのアプローチが長く、力強く息づく熱帯の植物や石畳、石作りの門が非日常の空間へと心も身体も入り込ませる演出がなされています。

贅沢なアプローチを通り、ヴィラの入り口へ進む

ヴィラ内には、大きなプライベートプールがある中庭があり、その中庭を中心に、ベッドが置かれたベッドルーム棟とソファやデスクが置かれたリビング棟に分かれています。リビングとベッドルームが、実際に部屋として分けれていると、まるで自宅でくつろいでいるような感覚を味わうことができます。

ヴィラ内の中央には大きなプライベートプール
ソファやデスクがバランスよくレイアウトされたリビング棟
バリアートや手織りのファブリックなどアジアンテイストのインテリアをオシャレに取り入れたベッドルーム棟

ヴィラ全体が深い緑に包まれ、部屋のどこにいても自然を感じることができるのも『非日常』の空間と言えるでしょう。

室内にいるとこれほどにも解放的で心地の良い空間が広がりつつ、外部からの視界はしっかりと遮りプライバシーを確保してくれる、これも東京の住宅で求められる、重要な要素の一つです。

森に突然現れた、不思議なレストラン

また、このホテルには象徴的なダイニングレストラン『Kubu』があります。

照明が幻想的な雰囲気を演出する、kubuのメインフロア

Kubu(クブ)はインドネシア語で『小屋』や『シェルター』を意味する言葉。
その名の通り、ふっくらとした鳥かごのようなシルエットのプライベート空間で、美味しい食事をいただくことができます。アユン川のほとりに配置されたKubuの中で過ごすひとときは、まさに『非日常』です。

アユン川沿いには個室として使える小さなkubuが立ち並ぶ

そこで楽しめるのは、上質な地中海・ヨーロッパ料理の数々。見た目にも美しいお料理や飲み物を、その素晴らしいロケーションで楽しむ『非日常』の時間は、決して忘れてはいけない、リゾート住宅の要素を実感していただきます。

東京の自宅で『非日常』を感じれる家づくり

Iさまにとってご自身の住まいは、家族が心からくつろげる場所。日々、家族のために一生懸命お仕事をしたり家事をする中で、毎日家で過ごす時間が特別な時間となるためにリゾート住宅というコンセプトにたどり着きました。人は、そんな日常から少しだけ距離を置き、心を解放するために旅行をしたり、おしゃれなレストランを訪れますが、Iさまはそれを自宅で毎日体験することができます。

東京という大都市で暮らす中に、そんな家族のライフスタイルがあることはとても自然なことのように感じます。

photo by yansuKIM
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