魅惑の「LIME STONE RELIEF (ライムストーンレリーフ)」
「LIME STONE RELIEF(ライムストーンレリーフ)」の魅力
ライムストーンとは、石灰岩の一種で炭酸カルシウムを多く含む比較的強度の低い乳白色の「石材」です。
そのライムストーンの柔らかさ、細工しやすさを利用し石材の表面に多様な模様やパターン・デザインを丁寧に彫刻した石材プレートを「LIME STONE RELIEF(ライムストーンレリーフ)といいます。
KAJADESIGNでは、インドネシア・ジャワ島中部において厳選したライムストーンを腕の良い熟練した彫刻職人さんに、一点一点丁寧に製作してもらっています。
仕上がった作品は、壁面をアートスペースとして飾り、そのインパクトや陰影によりオンリーワンの印象的なリゾート空間を創り出すメインマテリアルです。
ライムストーンレリーフファクトリーでの制作風景です。
ハンマーとノミだけで、下絵に合わせコツコツと彫っていきます。気が遠くなるような根気のいる作業です。
一枚のライムストーンレリーフを仕上げるのに数か月を費やす大作もこのファクトリーでこの職人たちが丁寧に仕上げてくれます。
今回の旅でも今後の建築物件の空間に取り入れる作品の検品・チェックを行いました。
建築事業部スタッフ「大足」と現地スタッフ「kaja indonesia」の「Andy」が担当です。
「LIME STONE RELIEF(ライムストーンレリーフ)」を使用してアクセントウォールがどんな工程で完成するの?
では、どのようにライムストーンレリーフがデザイン~制作~検品をへて日本に届き石職人が施工を行い、アートなアクセントウォールが完成するのか?
大まかな工程をご覧いただきます。
KAJADESIGN吉祥寺ハウスギャラリーのアクセントウォールを例として紹介します。
1. 大まかなデザインを「パース画」として仕上げ空間イメージを固めます。
当社は、この「パース画」の精度が高いので想像していただき図示されたイメージとリアルに完成した空間の印象度の差異が非常に少ないです。
空気を図示するレベルが高いとお客様にご好評いただいております。
2. ライムストーンレリーフの制作
現地では、「パース画」に合わせ、現地の職人が一点一点彫り上げていきます。
3. 検品
今回は、吹き抜けの大開口での施工になるため、施工環境も考慮し細かなパーツに分けて製作しました。一つ一つサイズ、形状、クオリティーのチェックを行います。
「パース画」の向かって左の部分の細かなレリーフパーツです。
全体を現地で仮に合わせ、サイズ感,馴染み感等を細かくチェックし検品完了です。
勿論、ある程度のリジェクトを繰り返し行うことによりこのような綺麗な絵柄に仕上がるわけです。
4. 石職人による現場施工
今回は、石職人熊谷さん(通称くまさん)の一番弟子が腕を振るってくれました。
足場を組み立て、下部から順に積み上げるように張り上げていきます。
5. 完成
デザインした「パース画」以上の迫力のある、繊細な雰囲気のアートウォールの完成です。
丁寧に彫り上げてくれたインドネシアの職人魂と、施工してくれた日本の石職人魂、そしてダウンライトとインテリアショップ「KAJA」のオリジナルシェルランプが照らし出す陰影が幾重にもシンクロして、オンリーワンの吹き抜け空間を創り上げてくれました。
最高の素材感と陰影がフェイクとは全く違う「本物」の良さを演出しています。
「LIME STONE RELIEF(ライムストーンレリーフ)」を使用した空間演出
当社の施工事例です。
ライムストーンは、レリーフ彫り以外にも、柔らかく加工しやすいという特性を利用し多様な柄、モチーフを施することが可能な万能石材です。
小たたき加工されたライムストーンです。
小たたき柄のライムストーンをアクセントウォールとしたベッドルーム
ぐっすり眠れそうです!!!!!!!!!!!!!
施工事例は、以上となります。
「LIME STONE RELIEF(ライムストーンレリーフ)」により空間演出されたおすすめのリゾートホテル
ライムストーンレリーフを空間のアクセントにしているホテルを紹介させていただきます。
リゾートホテルでは、比較的多くみられる演出です。
しかし、お洒落にそして安全にデザインされたいるホテルが多くあるわけではありません。
個性や質感が際立っていて、比較的メジャーなホテルを2件ご紹介します。
1件目は、バリ島南部ジンバランに位置するアヤナリゾート&スパです。90ヘクタール以上の壮大な敷地に緑豊かな自然とサンセットがきれいな眺望の素晴らしいロケーションに有するラグジュアリーリゾートホテルです。
2件目は、バリ島中心部スミニャックのビーチフロントに位置するザ・レギャンバリです。
1996年にオープンした歴史あるホテルで上質でモダンな空間が広がる印象です。
比較的ヨーロッパからのゲストが多く静かで落ち着いた雰囲気が、不動の人気を誇るこのホテルの最大の魅力かもしれません。
「LIME STONE (ライムストーン)」という素晴らしい石材の利用方法や利用価値についてご理解いただけましたでしょうか?
何処にでもある、誰でもできる、そんな装いでは、人を感動させる空間など創り出せるはずもなく、演出できるはずもありません。
繰り返し説明させていただきましたが、ライムストーンはとても加工しやすい石材です。
その特性を最大限利用し、お客様のイメージに合わせデザインし、インドネシアの職人が丁寧に製作してくれる、そんな環境がKAJADESIGNには整っています。
そんな独自性が、他社では叶えることのできないアートなデザインウォールを有するKAJADESIGNらしい、リゾート空間を創り出すことのできる「礎」です。
また、沢山のアートシーンに直接触れ、その素晴らしさに「ほれ込んだ」職人たちが揃うそんな職人集団「名工会」が、しっかりと支えてくれている事も忘れてはいけません。
これからも、越えるべき山が高ければ高いほど、現地インドネシアのスタッフそして、名工会の皆さんそして、KAJADESIGNのスタッフが協力体制で高い山を登る準備をし、確実に乗り越えて行きます。
その結果として、ハイブランドを着こなしているように、リゾート空間を提案できる案内人が少しでも多く揃うそんな集団へと舵取りしていきたいと思います。
「LIME STONE (ライムストーン)」の話からかなり逸脱してしまいましたが、KAJADESIGNのリゾート空間演出に、切っても切り離すことのできない「LIME STONE RELIEF(ライムストーンレリーフ)」を、取り入れた住空間は吉祥寺ハウスギャラリーでご覧いただけます。
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