光がある暮らしが、いかに心地よいかを感じさせてくれた住まい
都市部の閑静な住宅街に佇むMさまの住まい。
2018年にカジャデザインで注文住宅を建築され、お引き渡しをしてから約1年が経過しました。
天然石のヒタムモザイクを天井まで張り上げたアクセントウォールや、漆喰で仕上げた内装、そして里山を切り抜いたような緑豊かな中庭が印象的で、都心に出現したオアシスのような住まいです。
経営者で日々忙しく過ごされているMさまに、カジャデザインに行き着いた経緯や、現在の暮らしについてお話を伺いました。
-カジャデザインを家づくりのパートナーとして選ばれた理由を教えてください。
ご主人:
カジャデザインはインターネットで知りました。
家づくりにあたり、「リゾートで暮らす」というテーマで住宅会社を検索しました。
そこでヒットしたのがカジャデザインだったんです。最初にカジャデザインを見つけたのは妻でした。
奥様:
他社のホームページとは全然違う印象でとても記憶に残りました。
まるで、どこかのリゾートホテルのような内容で…。施工例をみて、天然石や木を使ったリゾートのヴィラのような空間づくりにがっちり心をつかまれましたね。
ご主人:
そうそう。とても気に入り、すぐにお話を聞きにいきましたね。
私たち家族も、よく旅行でバリなどのリゾートホテルを利用していたので、大変興味がありました。
私は会社を経営しており、日々忙しく仕事をさせていただいています。だから家にいる時くらいは、家族とくつろぎながら、海外リゾートにいるようにゆったりと過ごしたいと考えていたんです。
実はカジャデザインを見つける段階で、他社(大手ハウスメーカー)と家づくりの話を進めていました。でも、打ち合わせの中で、こちらが要望を出すと、よくわからないうちにどんどん見積もりが上がっていくことに違和感や不信感が募っていたので、話を打ち切る決断をしました。
カジャデザインとの出会いは、そうした沈んだ想いを一掃して、新しい希望が持てるものでした。
やはり、家づくりは信頼関係が何より大切ですね。
-以前のお住まいも気に入られていたそうですが、具体的に今回のお住まいに求められていた点を教えてください。
ご主人:
以前暮らしていた家も注文住宅で、この新居とは別の土地にあり、当初はそこを建て替える方向で他社と話を進めていました。
以前の家は3階建で、まぁ気に入っていたのですが、それでも今振り返ると日々小さなストレスがあったように思います。
例えば、「リビングが暗いな…」「家事動線がもう少しこうだったら…」「エアコンの風が嫌だな…」など、日々色々感じていました。
奥様:
そうですね。建物も50坪くらいあり、広さは十分でしたが、確かに主人はよく「家の中が暗い」と口にしていましたね。実際、昼間から照明をつけていましたから。
以前の家を建てた時は共働きで、今よりももっと慌ただしい毎日でした。
今思うと、あまりこだわりきれず家ができてしまった印象があります。
そのため、物置のようになってしまっていた和室があったり、無駄に広い個室があったりと、暮らしに合わない空間もありましたね。
でもカジャデザインで建てた今の家は、そんなストレスが全くありません。後悔が一切ない住まいです。
ご主人:
こうした以前の住まいの不満や、他社と進めていた状況をカジャデザインに相談して打ち合わせがスタートしました。
「吉祥寺ハウスギャラリー」を見学させてもらい、石の使い方やインテリアなどもとても参考になり、家づくりの期待感がどんどん高まっていきましたね。
また、カジャデザインが他社と異なる大きな点に、家具や雑貨を含めたインテリア全般を全て相談できることが挙げられます。このダイニングテーブルはインテリアショップ「カジャ」で見つけて一目惚れしてしまいました。この大きさで、チークの根っこを大胆に使ったデザインのテーブルが、カジャデザインの住まいだとしっくり似合ってしまう(笑)。
このテーブルを置く前提で設計の話し合いを進めていきました。
家具も含めて、まさに2つとない一点物の住まい。私たちが希望していたのは、こうした住まいでした。
奥様:
家の印象って、家具によってガラリと変わってしまいます。主人が一目惚れしたこのテーブルのほか、古材を使ったシンプルなベンチや中庭のイス、小物に花瓶…。そうそう、スリッパも「カジャ」で購入しましたね(笑)。
スリッパまでコーディネートできてしまう住宅会社は、カジャデザインだけではないでしょうか?
-最初にLDKに入ると飛び込んでくる約20畳の印象的な中庭。Mさまにとって、この中庭はどのような存在ですか?
ご主人:
この中庭から、大開口を通じてたくさんの快適な光が入るように設計されています。
日常的に明るい日差しを感じることが自分たちの暮らしにおいて、いかに重要だったのかを気づかされました。
外構からは、室内がこれほど開放的な空間が広がっていることは全くわかりません。
プライバシーをしっかりと確保しながら、この上ない開放感を味わえるこの中庭は、我が家になくてはならない存在です。この中庭にどんな植物を植えるか…。
こうしたことを考える楽しみもあります。
また、夜リビングにいるとこの中庭から月も見えるんです。私たちだけの空を眺めながら過ごしているひとときは、なんとも贅沢な時間ですね。
シンボルツリーとして植えた「いろは紅葉」が秋には綺麗な紅葉を見せてくれ、季節の移ろいも感じさせてくれる…。庭の手入れについては、今でも庭師さんに相談しているほど大切に考えています。今までは無かったライフスタイルです。
中庭は全ての居室に接していて、中でも2階の寝室からの景色は格別。木の緑が目に優しく、とてもリラックスできます。最近では、寝室で読書をしていることもあるのですが、これも今までの暮らしでは無かったこと。中庭があることで、寝るだけだった寝室がリラックスタイムを満喫する場所になっています。
奥様:
主人はこの新居に暮らしてから、とても家を気にかけるようになりました。
それだけ愛着があるのだと思います。
中庭など、家の空間やデザインの良さももちろんですが、全館空調により家中どこにいても常に一定の快適な住環境であることも、我が家への愛着をより一層強くしていると思います。
ご主人:
ストレスフリーの空気環境は何ものにも代えがたい快適さがありますね。
以前の家は、3階やロフトが暑かったり、お風呂を入れると洗面室が蒸し暑くなったりというのが当たり前でした。
奥様:
今は家中が本当に心地よいので、家で過ごす時間を今までに増して大切にするようになりました。
主人の帰宅も早くなり、以前は多かった外食も頻度が少なくなりました。やっぱり、この家に少しでも長く居たいんですね。
-中庭の他に、今回の家づくりでポイントにされた点を教えてください。
ご主人:
アジアンモダンの「リゾート」を感じる空間は好きでしたが、それに加えて「和」のテイストを感じる空間も大好きでした。だから、玄関を入ったらすぐ脇に和室を設けたり、縦格子の建具を造作したり…随所にそのテイストを入れてもらいました。
アプローチに入る部分にまるで旅館のような縦格子の引き戸を門扉として取り入れたり。
そこを抜けると緑や木、石の静けさを感じることができ、その向こうに我が家の玄関があります。玄関を入った瞬間に感じる畳(い草)の良い香りは、たまりませんね。
こうしたトータルコーディネートも、「リゾート空間」というテーマの中で、ちぐはぐにならないように造作で提案してくれるので、ありがたかったですね。
奥様:
この和室は、ゲストルームとしての利用のほか、趣味の着付けを行ったり、季節の花を飾るなど、豊かな暮らしを愉しむ重要なポイントにもなっています。
お雛様もここに飾れますしね。お雛様は意外と飾る場所を選ぶものです。
よく目にすることができて邪魔にならない場所が、この和室です。
玄関先にこう言った空間があることで、本当に家の顔にふさわしい空間になりました。
ご主人:
ただの上品な和室にはしたくないと思っていたので、そこで提案されたのが天井から床にかけて、壁がアール(曲線)で繋がるという印象的なデザインでした。
いかに私たちのわがままを聞いて形にしてくれるのか。こういうところがカジャデザインの凄いところです。
-最後に、家づくりの感想をカジャデザインへの印象をお聞かせください。
ご主人:
キッチン家電も収納できる生活感を感じさせない造作のキャビネットや、高い天井、月が見えるリビング、カフェをイメージした2階のスタディーコーナーなど、私たちが会話の中でちょっと話したことや感じていることが、どんどん形になっていく。
カジャデザインは、とにかくスタッフのコミュニケーション力が高い。何より、私たちの感性をよく理解してくれました。
奥様:
みなさん、とても知識が豊富な上、私たちと感性がピッタリなんです。打ち合わせの帰りによく主人とそう話していました。
ご主人:
細かい話ですが、各個室にしっかりとインターネットの配線が引かれていたも印象的でした。
特に私たちから依頼した訳ではないのですが、言わなくてもこういう気遣いがしっかりとできる方たちなんです。
こういう点は、図面を見ながら大きな話をあしているときはに見逃しがちです。
そうした点もプロとしてしっかりとサポートしてくれるのは、施主としてありがたいですね。暮らし始めてからの小さな後悔さえないんです。
家づくりの最後のほうは、私たちもカジャデザインを信頼しきっていて、ほぼ全てお任せでした(笑)。
とても頼りになる方たちで、カジャデザインに家づくりを依頼して大正解でしたね。