2021年度 第4回名工会定例会を開催しました
東京も春の陽気が暖かく感じる日が徐々に増えてきました。
そんな中、カジャデザインの職人会である名工会定例会が開催されました。
今回も、現在工事が進む各物件のパトロールと全業者が出席するオンラインでの情報共有を行いました。
工事現場の美しさは、完成住宅の美しさに繋がっている
カジャデザインでは、完成した住宅のクオリティはもちろん、工事中の現場の整理整頓にも特に注意を払っています。様々な業者が入り作業をすすめる工事現場で、常に整理整頓され掃除が行き届いた現場を保つことは、決して簡単なことではありません。
ですが、カジャデザインではいつどんな時でも、お客様が見に来られたときに安心して家づくりをお任せ頂ける工事現場を目指しています。そのため、それぞれの関係業者にはその意志をしっかりと説明をして理解して頂くことが必要になってきます。そのために重要な役割を担うのが、2ヶ月に一回行われるこの名工会定例会なのです。
今回も、現在進行中の全ての現場のパトロールに行ってきました。
カジャデザインスタッフの他に、名工会から大工2名、建築家1名に参加して頂きました。
こちらの現場は、これから本格的な仕上げ工事に入る段階の物件です。
フローリングや造作家具、キッチン設備などが入っている状態での仕上げ作業となりますので、汚れや傷がつかないよう念入りに養生がされています。各業者同士の気遣いや、お客様の大切な住宅を守ろうという思いが伝わってくる現場です。
続いての、2件の新築工事現場の入り口の様子です。
現場の入り口に、カジャデザイン独自の安全標語や現場ルールを掲示することで、そこに入る業者や職人と想いの共有ができるように工夫されています。今のご時世、必須とされているコロナ感染防止対策のルールや消毒液など、しっかりと準備されています。
そして、工程表やホワイトボードで直近の作業の詳細を伝達してあります。このような工夫で、工事全体の状況をそれぞれが把握することができ、作業効率のアップや他の業者への気遣いができるようになります。
このように、整理整頓され思いやりの工事現場になったのは、関係業者とカジャデザインスタッフが意識を高めて取り組んできた証だと思っています。忙しかったり、慌てているとどうしても現場が乱雑になってしまうと思います。そんな時でも、声を掛け合い、助け合い、美しい工事現場を維持できるよう、今後も精進してまいります。
大切な情報を共有する定例会
今回が初参加だった大工のSさん。
普段親方と2人で丁寧にカジャデザインの家づくりをしてくださっています。
親方から「自分以外の現場を見て、勉強してくるように」と言われて来たそうです。
様々な段階の工事現場をみて、気になった点や良かった点をご自身の現場と比較しながら報告してくださいました。こういった毎回の報告を受け、改善点はしっかりと課題解決や対策を講じていきます。また、他の現場の良かった点を、ご自身が担当する現場でも実行して、各工事現場全体の品質向上になればと思っています。
大熊工業代表の大熊も参加しました。
大熊は、以前注文住宅で新築をした経験もあるので、お客様目線と経営者目線、両方でパトロールを行っています。
数カ月ぶりに参加した安全パトロールで、各現場の品質の高さを改めて実感したとのこと。合わせて、引き渡しが近づいてきたり、物件が重なり忙しくなるときにこそ、この状態をキープできるようそれぞれが意識を高めていってほしいとも話しました。
定例会には参加できませんでしたが、安全パトロールに参加した建築家のMさんは、こんな事をおっしゃっていました。
「それぞれの職人さんがとても気持ちの良い対応をしてくれた。そして、社長との距離感も近く、コミニュケーションが取れている所に驚きと感動があった。」と話してくださいました。
会社の行動指針にもありますが、家づくりをする上でコミニュケーションは必須業務です。それが、しっかりと現場でも実行されていることを改めて実感することができました。
毎回読み上げて確認をする、カジャデザインの現場ルールの最後にこんな言葉があります。
『職人皆さんの協力がなければ、良い建物は完成しません』
この言葉にあるように、これからもカジャデザインと現場で活躍する職人さんたちが共に力を合わせてお客様の大切なお家を造っていきます。