2022年度 第5回名工会定例会を開催しました
先日、2022年度第5回名工回定例会が開催されました。
名工会定例会では、カジャデザインのスタッフと家づくりに関わる外部パートナーが集まり、進行中の工事現場をパトロールします。そのパトロールの内容を、名工会全体共有し、より良い家づくりをしていくことがこの定例会の大きな目的です。
ようやく再開、対面での意見交換
コロナ禍でしばらくオンラインでの開催だった名工会定例会ですが、この度約3年半ぶりに対面で開催することになりました。新型コロナウイルスの感染状況が落ち着くまでには、大変長く時間がかかりました。
オンライン開催が余儀なくされ、オンライン上でも伝わりやすくする工夫や、カメラや照明など、配信設備の整備も進めてきました。その結果、オンライン会議でもスムーズに情報共有や意見交換ができるようになってきました。
しかし、家づくリに携わる職人や業者が、実際に会って挨拶をし、顔見知りになることはとても重要だと考えています。さまざまな業種のメンバーが一つのチームになって家づくりをするにあたり、お互いのことを認識していることは信頼感と安心感に繋がります。
また、現場パトロール報告に関しても大きなスクリーンで写真を投影しながら参加者が報告をすることで、より具体的に内容を共有することができます。質疑応答などもしやすくなるので、やはり対面でする意味を改めて実感することができました。
ようやく対面での開催が再開し、これからより有意義で建設的な話し合いの場になるよう運営側も検討して行きたいと思います。
品質向上し続ける工事現場
今回、弊社代表の大熊をはじめ、カジャデザインスタッフ、外部パートナーの現場監督、大工、建築家が安全パトロールに参加しました。
初めて参加した建築家は、現場の安全対策や清掃状況を確認し、そのクオリティの高さに驚いたとお話しされました。どの現場も、整理整頓され、埃やゴミなども綺麗に掃除されています。これは、長年かけて現場管理の重要性を伝え、お客様の特別な家づくりをしていることを名工会全体で共有してきた結果だと思います。
そして、建築家の目線で、より美しい収まりや職人にとって作業しやすい設計も大切だと改めて感じたとのことです。このように、自分で設計した以外の物件を見ることは新たな発見にも繋がります。私たちは、その意見を一つ一つ汲み取り、改善していくことで、さらに現場のクオリティを上げて行きたいと考えています。
気持ちの良い工事現場が、良い家を創る
毎回読み上げて確認をする、カジャデザインの現場ルールの最後にこんな言葉があります。
『職人皆さんの協力がなければ、良い建物は完成しません』
この言葉にあるように、これからもカジャデザインと現場で活躍する職人さんたちが共に力を合わせてお客様の大切なお家を造っていきます。