2016.8.23 「注文住宅」を知る

注文住宅でカーテンを選ぶ時に気を付けたいポイント

企画開発部 郷 奈美子

お部屋の印象に大きな影響を与えるカーテン。注文住宅を建てるのであれば、カーテンまでこだわりたい方が多いはずです。カーテンは、どのようなポイントに気を付けて選べばよいのでしょうか。カーテン選びのコツを解説します。

注文住宅のカーテンを選ぶ時のコツ

注文住宅のカーテンを選ぶ時は次のポイントに気をつけましょう。

カーテンが最適か考える

窓周りのアイテムはカーテン以外にもあります。注文住宅を建てる方は、カーテンが最適か考えましょう。代表的なアイテムと特徴は次の通りです。

カーテン

最大のメリットは、取扱いが簡単なことです。自宅で洗える物を多く、取外し・取り換えも自分でできます。価格・デザイン・機能の選択肢が豊富な点も魅力といえるでしょう。対するデメリットは、両開きの場合、カーテンを開けても両サイドにたまるため、部屋の印象が重くなってしまうこと。近くに家具があると、開閉しづらいこともあります。

ロールスクリーン

まとめるとコンパクトになる点がメリット。窓周りをスッキリしたい方に最適のアイテムです。デメリットは、取り入れる光の量・視線の遮り方を調整しづらいこと。この点が気になる方は、シースルー生地と厚手の生地がセットになったロールスクリーンを選ぶとよいかもしれません。

ブラインド

メリットは、取り入れる光の量、視線の遮り方を自由に調整できること。窓周りがスッキリとスタイリッシュになる点も魅力です。デメリットは、羽の掃除に手間がかかること。取扱いは、カーテンより難しいとされています。また窓の大きさによって羽をあげた場合でも上部に溜まりがあり開口部に多少の影響を及ぼすこともあります。

カーテン以外にも窓周りのアイテムはあります。ライフスタイルに合ったものを選ぶことが重要です。

使うシーンにあわせて選ぶ

デザインだけで選んでしまいがちなカーテンですが、快適な生活を送りたいのであれば機能にもこだわる必要があります。カーテンの代表的な機能を紹介します。

– 遮光
– UVカット
– 形状記憶加工
– 防炎加工
– ウォッシャブル
– 防音
– 遮熱
– ミラー

敷地の条件や窓の向きなどにより、利用したい機能は異なります。例えば、日当たりの良い寝室の窓であれば、遮光・防音・遮熱などの機能を搭載したカーテンがオススメです。隣家と面する窓は、ミラーカーテン(外から透けづらいレースカーテン)をつけるとプライバシーを確保しやすくなります。使うシーンにあわせて、機能を考えることが重要です。また、設置する種類によっては、壁に下地が必要な場合もあるため、設計段階から意識的に窓回りのスタイルを検討しておくと、対応のバリエーションが広がります。

カーテンは使うシーンにあわせて選ぶ

窓周りのアイテムには、さまざまな種類があります。カーテンだけにこだわらず、ライフスタイルに合ったものを選ぶことが重要です。カーテンを選ぶ場合は、機能にこだわりましょう。カーテンには、遮光のほか、防音や断熱等の機能があります。使うシーンに合わせて選べば、快適な新生活を送れるはずです。注文住宅を建てる方は、以上のポイントなどに気を付けてカーテン探しを進めてみてはいかがでしょうか。