2016.9.2 「注文住宅」を知る

注文住宅はお風呂で失敗しやすい? 理想のお風呂を作るための対策と種類を紹介

企画開発部 郷 奈美子

一日の疲れを癒してくれるお風呂。注文住宅を建てるのであれば、気持ちよく利用できるお風呂を造りたいですよね。あてはまる方のために、注文住宅のお風呂で失敗しやすいポイントと対策を解説します。さらに、お風呂の造り方の種類もお教えします。このページをみれば、満足できるお風呂を造れるはずです。注文住宅を建てる方は参考にしてみてください。

注文住宅のお風呂で失敗しやすいポイント

注文住宅のお風呂で失敗しやすいポイントは次の通りです。

浴槽の素材選びで失敗

浴槽の素材までこだわる方は少なくありません。しかし、浴槽の素材はお風呂の使い心地に影響を与えます。よって、何気なく選んで失敗したと感じる方がいます。注文住宅を建てる時は、浴槽の素材に注意が必要です。浴室に使用されている素材の特徴を紹介します。

FRP(ガラス繊維強化プラスチック)

最も一般的な素材です。保温性・耐久性・コスパに優れる点が魅力です。ただし、汚れは付きやすいとされています。よって、こまめなお掃除が必要です。

ホーロー

金属の下地にガラス加工を施した素材です。なめらかな質感とお手入れのしやすさが魅力。デメリットは、表面が傷つきやすく錆びやすいことです。

人工大理石

肌触りがよく衝撃に強い反面、性能が良く価格は高いアクリル系と、性能ではアクリル系に劣るものの価格は安いポリエステル系に分かれます。いずれも、耐水性・耐汚性に優れる点が魅力です。よって、メンテナンスしやすいとされています。人気の高い素材です。

浴槽の形で失敗

浴槽の形で失敗することもあります。浴槽には、和風浴槽・洋風浴槽・和洋折衷浴槽があります。それぞれの特徴は次の通りです。

和風浴槽

深さがある浴槽です。足を曲げてはいれば肩までお湯につかれます。メリットは狭い浴室に設置できること、デメリットはお風呂でゆったりと過ごせないことです。

洋風浴槽

長さのある浴槽です。寝そべるようにはいれば肩までお湯につかれます。和風浴槽に比べると場所をとります。

和洋折衷浴槽

和風と洋風の特徴を併せ持つ浴槽です。深さと長さがあるので、身体を立てた状態で足を伸ばしてはいれば肩までお湯につかれます。最も普及している浴槽といわれています。

浴槽の形には以上の種類があります。好みにあわせて選ぶことが重要です。

浴槽の大きさで失敗

浴槽の大きさで失敗したと感じることもあります。浴槽の大きさで意識したいのが長さです。長さを間違えるとゆったりと過ごすことはできません。長さは、身長と一緒に入る人数を基準に考えるとよいでしょう。

一般的に、「浴槽の長さが130㎝あれば、身長160㎝の人がゆったり入れる」「浴槽の長さが140㎝あれば、身長180㎝の人が膝を少し曲げて入れる」「浴槽の長さが160㎝あれば、親子で窮屈さを感じず入れる」といわれています。以上を目安に、浴槽の大きさを検討するとよいでしょう。

注文住宅で選べるお風呂の種類

注文住宅であれば、お風呂を自由に造れます。選べるお風呂の造り方(種類)は次の通りです。

お風呂の種類一覧

ユニットバス

現在、最も用いられているお風呂の造り方です。工場で浴槽や壁・床などを造り、現場で組み立てます。メリットは、性能・品質の高いお風呂を短期間で施工できること。デメリットは、既製品の中から選ばなければならないこと。優れた選択肢ですが、こだわり派の方は満足できない可能性があります。

ハーフユニットバス

浴槽と床は工場で作り、天井と壁は現場で仕上げるお風呂です。ユニットバスの防水性やメンテナンス性を保ちながら、デザイン性を高められる点が魅力です。デメリットは、工事の難易度があがることとコストがかかること。お風呂にこだわりたい方にお勧めです。

造作風呂

オーダーメイドで造るお風呂です。デザイン・素材・機能などを自由に決めらます。デメリットはコストがかかることと造りや素材などによってはメンテナンス性などが悪くなること。施工業者により品質にムラがある点にも注意が必要です。世界に一つだけのお風呂を造りたい方にお勧めです。

注文住宅のお風呂はライフスタイルやこだわりにあわせて選ぶ

何気なくお風呂を設置すると、注文住宅を建ててから失敗したと感じることがあります。浴槽の素材や種類、大きさなどには注意しましょう。お風呂の造り方には、ユニットバス・ハーフユニットバス・造作風呂があります。メリット・デメリットが異なるので、こだわりにあわせて選ぶことが重要です。注文住宅のお風呂には様々な選択肢があります。以上の情報を参考に、理想のお風呂を造ってみてはいかがでしょうか。