Works 70 たおやかな光が揺らぐ家 東京都

Works 70

たおやかな光が揺らぐ家

朝目覚めてリビングに来ると、リゾート地に居るような感覚を味わえる住宅。
自然素材にこだわったその空間には、気品ある柔らかな光が揺らめいています。
天井高やアウトドアとのつながりを考慮し、開放感を演出しつつ、
周囲からの視線や人工物が見えないよう、緻密な計算をもとに設計されました。
住む人を優しく包み込むようなリゾート住宅を都市部の住宅地で実現しました。

リビング

実際の広さよりも広く感じる
設計デザインの工夫

2Fに位置するLDKは、全体の面積280㎡に対して55㎡(33畳)に設定しました。より広くすることも可能でしたが、同じフロアに寝室や水回りを配置したいというオーナーの希望もあり、この広さにまとめることに。しかしその空間に身を置くと、実際の畳数よりもはるかに広く感じます。LDK全体を3.7mの高天井とし、エントランスの吹き抜けや渡り廊下、階段など、他のスペースとの一体感を演出する設計としました。また、隣接するテラスとのつながりは全面ガラス張りで視線の抜けを作り、床、壁、天井の素材を室内外で統一することで、より広々と開放的を感じられます。

注文住宅 建築事例 リビング

天井にアクセントをつけて天井高を強調

空間のゆとりが穏やかな時間を創り出す

マテリアル

空間を贅沢に演出する、
優しく豊かな自然素材

LDKの内装で目を引くのが壁一面からテラスにかけて張り巡らされた天然石材クインモザイク。クインはバリ島で採掘される砂岩で、生成り色からベージュの柔らかな色調が特徴です。凹凸を残しモザイク状に組み合わせたクインモザイクは、空間に豊かな表情と高級感を与えます。3.7mの天井高の壁面を贅沢に彩り、さらに隣接するテラスへと貼り伸ばしシームレスな印象にまとめあげました。

注文住宅 建築事例 インテリアデザイン
インテリアデザイン

心地よい色調で整えた、
インテリアスタイリング

インテリアは、柔らかく品格のある内装に合わせてコーディネートしました。ソファは、最高品質の革を扱うことで定評のあるPoltrona Frau(ポルトローナ・フラウ)の「Let it be」を採用。肌触りの良いファブリックと土台に使用したマスタードイエローの革のバランスが美しく、存在感を放ちつつ空間に溶け込むようなスタイリングとなっています。そのほかの家具や小物も、木材、石材、ガラスなど周囲との調和を重視してコーディネートされています。

色調を統一し、様々な素材を調和させる

上質な素材のみを使用したこだわりのインテリア

オーダーキッチン

収納力と設備を完璧に備えた
究極のオーダーメイドキッチン

ダイニングキッチンの背面には一面の壁面収納を造作しました。日常的に使用する食器や調理器具をすっきりと収納し、生活感を感じさせない空間を実現しました。食洗器やオーブンはもちろん、ウォーマーやワインセラーも壁面収納内にビルトインし、暮らしを豊かにする贅沢な造りとなっています。壁面収納の一部は間接照明を仕込んだガラスの飾り棚とし、収納力だけでなく空間を演出する美的要素も兼ね備えました。

インテリアに馴染むスタイリッシュなデザイン

壁面収納のアクセントになる飾り棚

ダイニング

繊細で有機的な曲線が描く、
家族が集まるダイニングスペース

ダイニングは、Cattelan Italia(カッテラン・イタリア)の「Botero Keramic」を採用。丸みを帯びた形状とサンドカラーが品格のある空間にしっくりと馴染みます。チェアはKOMAの代表作「cocoda chair」を合わせました。職人の技術が光る、繊細で有機的な曲線でワンランク上のダイニングスペースを演出しました。

アウトドア

外階段が繋ぐ、
2つのアウトドア空間

本邸宅には2つのアウトドア空間が存在します。ひとつはリビングに隣接する約8畳のテラス。心地よい暮らしをイメージした時に、屋外で過ごす時間を重視したオーナーのこだわりから、ゆったりとしたスペースを確保しました。大開口サッシを開け放した時の室内外の一体感は、まさにリゾートを感じられるデザインです。そのテラスには1Fへと降りる外階段が設けられています。1F部分は各居室からアクセスできる中庭となっていて、完全プライベートの屋外空間として暮らしに彩りを与えます。

シームレスに繋がる室内外

大きな庇(ひさし)で日差しをカット

石材の塀が周囲から視線をカット

空間の一体感を演出する2つの中庭

優雅な外階段で直接階下の中庭へ

外観

シンプルな存在感を追求した、
研ぎ澄まされた外観デザイン

シンプルな形状で洗練された印象を与える外観デザイン。道路から玄関までの距離をあえて確保する計画とし、植栽やライティングを用いたアプローチの演出を取り入れました。ポーチもゆとりのある空間をとり、床材や壁材を室内と共通させるだけでなく、玄関扉の両サイドに透明のガラスを入れることで、室内外のつながりを演出しました。これは、門扉があることで玄関前の空間がある程度プライベート空間になっているから実現できるデザインです。さらに門扉と玄関扉も、風合いを表現するリン酸処理仕上げでオーダーしたところもこだわりです。

注文住宅 建築事例 外観

ガレージに石材を取り入れ安定感のある外観

植栽とライティングでアプローチを演出

エントランス

光を巧みに操る、
2層吹き抜けのダイナミックなエントランス

エントランスを入ると、正面に多彩な植栽が生い茂る坪庭が目に飛び込んできます。階段の登り口を広く取り左官で仕上げ余白を持たせることで、おおらかな印象を与えます。上部は、2階のLDKとつながる吹き抜けとなっていて、建物の一体感生み出したダイナミックなプランが実現しました。そして、トップライトを設けることで、自然光を取り入れ、空へ視線を通します。オランダの照明ブランドmoooiのレイモンド2を連投することで、吹き抜け空間を象徴的に演出します。

立体感を生む吹き抜けの渡り廊下

ロマンチックなライティング

美しい陰影を作るトップライト

こだわり

東京で実現できる、
心休まるリゾート住宅

以前からカジャデザインのリゾート住宅に注目していたオーナーが実現したこだわりの注文住宅。オーナーが思い描く、「リゾート」や「カジャデザインらしさ」を丁寧に紐解き、理想の住まいを創り上げました。担当したのは、共に海外のリゾート研修に参加したプロデューサーと建築家。オーナーの要望に合わせ、本物のリゾートの心地よさを、東京という環境に適応した形で提案に落とし込みました。