Works 39 海辺の優雅な家 神奈川県茅ヶ崎市
Works 39
海辺の優雅な家
リビングの大開口から見えるパノラマのような眺望。
南側からはどこまでも広がる大きな海を一望でき、北側からは山を望むことができる
絶好のロケーションに建つリゾートマンションの一室をフルリノベーションで生まれ変わらせました。
東京から離れ、海を眺めながら過ごすその住まいは、まさに別世界。
優雅で静かな時が流れる、リゾートの暮らしを実現しました。
季節や時間によって表情を変える、
緻密な設計
リビングの大きな窓から一望できる海は、季節や時間によってその風景が変化します。様々に変化する自然光を受ける室内には、その陰影を余すことなく引き立たせる設計の工夫を取り入れてました。光との組み合わせを考え、空間の広さと天井高に合わせたモールディングを数種類使い分けています。自然光によって生まれる美しい陰影が、立体感を際立たせ奥行きのある空間を創り出します。
どこにいても海を一望できるLDK
明るい光が降り注ぐ
ロケーションに合わせた空間構成
南側が海、北側が山という対比的なロケーションを持つ一室。海側に配置したLDKには、開放感のある大きな窓から爽やかなブルーの世界が広がります。一方、山側にはプライベートな空間の寝室を配置。その中間にキッチンやバスルームなど、水回りをまとめました。海側と山側をつなぐ廊下の角に山を見ながら落ち着けるソファコーナーを設け、そこがLDKから寝室へ空間が変わる転換点の役割を果たしています。
パブリックスペースは開放的に
プライベートスペースは心落ち着く空間に
通路に設けたリラックススペース
LDKと寝室をつなぐ通路
オーダークローゼット
統一感を重視した、
眺望に劣らないインテリア
今回は、圧倒的なインパクト与える眺望に劣らぬよう、全体の統一感を重視してコーディネートしています。ホワイトとグレーのグラデーションを丁寧に重ね、気品があり柔らかな印象の空間に。空や海の美しいブルーと調和した時に、そのインテリアコーディネートが完璧に仕上がるよう計算されています。
質感と色調の統一感を重視したコーディネート
柔らかな照明設計で夕暮れどきを演出
囲われたキッチンと
開けたダイニング
キッチンは料理を楽しむ場としてあえて囲われた空間に。しかし、横に目をやると海へと抜けるような視界を確保しました。窓際にダイニングスペースを設け、まるで海辺のレストランにいるかのような感覚を味わえます。ダイニング奥の壁面には、暖炉をイメージした家具を造作し、海を映し込むミラーを取り入れました。刻一刻と移り変わる、海の景色を絵画のようにインテリアへと落とし込みます。
お料理に集中できる設計
贅沢な景色を味わうダイニング
景気を取り入れるインテリア
落ち着きと気品がある寝室
寝室は、壁色をライトグレーに切り替え、より落ち着きを感じられる空間に仕上げました。壁や天井のモールディングデザインは、LDKとのつながりも演出しています。造作家具や置き家具にもそのデザインを反映させ一貫した世界観を貫き通しています。天井や壁を優しく照らす照明計画も、くつろぎの時間を助長します。
動線と効率を考慮した、
収納とバスルーム
海側のリビングと山側の寝室をつなぐ通路沿いに、クローゼットとバスルームが配置されています。ゆとりのある収納力に合わせ、動線も考慮し、無駄な動きが無くストレスを感じない効率の良い配置になっています。バスルームは、リビング越しに海を眺めることができる窓を設け、非日常の癒やしを感じられるリラックス空間を実現しました。
小窓から望む海
エレガントなペデスタル型の洗面
空間に馴染むよう収納扉もデザイン